自分のルックスに自信が持てないという人に気づいてほしい、“ユニークネス”な魅力

2015.01.28

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自分のルックスに自信があるとはっきり言える女子ってどれくらいいるのでしょう? 世間的に見て十分容姿に恵まれていると思われるモデルたちのなかでさえ、密かにコンプレックスを抱いている人は多いとも言われています。そもそも女子にとってルックスは自己肯定感さえ左右する大事な要素。でも私たちの社会は、“もっとキレイに、もっと美しく”というプレッシャーをつねに私たちに与えています。

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定型的な「キレイ」が要求されている

雑誌などのモデルの写真はプロが修正を加え、現実的とは言えない“美しさ”を提示し、美容産業もあの手、この手で“あなたもうちのサービスを受ければ、もっともっとキレイになれるんですよ”とアピールしてきます。もっと上のレベルへ……と思い出せばきりがありません。若さみなぎるモチモチの肌、少女マンガのようなキラキラのぱっちり目、輝きが半端ではないシャイニーヘア、一歩間違えば拒食症レベルのスキニーなボディ、こうした定型的な特徴のみが“キレイ”の要件とされ、その王道からすこしでも逸れるのは認められないような風潮すらあります。

そんな杓子定規の「美しさ」でいいのか

たとえば年齢が上がった女優さんに対して、“劣化”という表現が使われることに同性として違和感を覚えたりすることはありませんか? たしかに女優は“見られる”ことが職業ですが、年をとるのは当たり前のこと。その年齢相応の美しさやオーラもあるはずなのに、若い頃のキレイと比較して、その基準からずれていると“劣化”と言われてしまうのです。その背景には、“女の美しさはやっぱり若いのが一番、若さのピークを過ぎたら後は落ち込んでいくだけ”という底意地の悪い考えが見え隠れするように思えます。“美しさ”の基準があまりにも単純、杓子定規的ですよね。
いったいいつから“美しさ”とは、みんなが同じようなルックスを追求することを意味するようになったのでしょうか? もっと個性やその人なりの“美しさ”が評価されていいし、もっと自信をもっていいはずだと思いませんか?
よく「もっと魅力的だったら、幸せになれるのに」という不毛なコンプレックスを抱える女性の声がありますが、真実はむしろ逆なのです。「もっと幸せを感じられたら、より魅力的になれるのに」という思いを持つべきではないでしょうか。

ユニークネス(独自性)に気づこう

そして幸せを感じるためにとても大事なのは、自分だけの“ユニークネス(独自性)”に気づき、それを強みや魅力としてどんどん伸ばしていくことだと言います。それはとにかく“みんな”と同じが一番、という横並び的な意識が強い日本人にとってはちょっと難しいし、異質なことかもしれません。でも自分らしさのない没個性なキレイを追求しても、きっとそれはあなた本来の良さを引き出してはくれないし、それで心から幸せを実感することはできないでしょう。ルックスにコンプレックスを抱えている女子がまず心がけるべきなのは、画一的なきれいを目指すのではなく、まず自分らしさや個性に自信を持ち、“私であることがハッピー”と感じることです。そんなメンテリティの変化はきっと外側にも表れ、あなたにしか出せない美しさとなってくれることでしょう。

2015.01.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。