知らないとコワイ、間違った冷え性対策。カイロの使い方

2015.01.06

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寒さの厳しいこの時期。貼るカイロが欠かせないという女性も多いのではないでしょうか。朝家を出るときに貼って、帰宅するまでそのまま貼りっぱなしなど寒くてつい1日中カイロを貼りっぱなしの生活をしていませんか?


水濡れによるやけどに要注意

カイロの原理は、鉄が空気に触れて錆びる際に発生する熱を利用しています。水に濡れると反応が早くなり一気に温度が上がることがあります。やけどの原因になることもあるので、気をつけましょう。

長時間の使用による低音やけどに要注意

長時間カイロを貼る生活をしていると皮膚がその温度に慣れてしまい、熱さに鈍感になってしまうことで低温やけどにつながってしまうこともあるそうです。長時間貼り続けないようにしましょう。低温やけどの方が肌が長時間ダメージを受けるので、深い部分まで皮膚が破壊されてしまうこともあるようです。就寝時に使ったり、直接肌に触れたりしないように気をつけてくださいね。電気カーペットやコタツなどと併用する場合は、温度が上がりすぎたりすることもあるので特に注意が必要です。

ナプキン型のカイロにも要注意

よもぎ蒸し効果を謳ったナプキン型のカイロなども出ています。実際に使ってみると、よもぎの効果までは分かりませんが確かに暖かいのです。股間が暖かいのは変な感じですが、スノーボードの際などは効果的。下半身からじんわりと暖かくなるので、極寒の場合の寒さ対策には心強い味方です。
しかし、これも長時間使ったり汗をかきやすい体質の方は要注意ですね。高温で蒸れて細菌が増えてしまったりする場合もあるそうです。膣炎の原因になったりしてしまわないように、説明書きにも4~5時間程度までしか使わないようにと記載されています。長時間の使用は控えましょう。生理中の使用やナプキンがわりの使用もNGとされています。

温める位置に要注意

カイロで手を温めたり、つま先用のカイロを貼っても全然暖かくならないと思った経験はありませんか? 実はカイロで体を温めようと思ったときは、温める位置がポイントです。太い血管を温めて、全身を巡る血液の温度を上げるのが冷えを解消するためには効果的。
つま先にカイロを貼るよりは、ふくらはぎに貼った方が脚全体の血流をつかさどる部分なので早く暖まります。手先足先よりも、まずは太ももなど太い血管を中心に温めましょう。
続いて背中、お腹の順に温めると早く全身の温度を上げることができるそうです。
また、肩甲骨の付近や尾てい骨のあたりにある「仙骨」と言われる部分を温めるのも全身の血流を良くするのに効果的だと言われています。貼るカイロであれば、肩甲骨や仙骨の位置に貼るのが良いでしょう。

参考文献:『免疫力アップ!「湯たんぽ」で「冷え性」が治る 低体温が万病のもと』斑目 健夫/だいわ文庫)

2015.01.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by 上岡史奈

探偵歴11年の元女探偵、探偵BAR店長を経て、 離婚、婚活、復縁などの相談を受ける恋愛プロデューサー。恋愛運が上がるネイルも研究中 趣味 パワースポット巡り アメブロ http://ameblo.jp/erumoamere/ ツイッター@erumoamere Facebook https://www.facebook.com/fumina29 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子