「傷付くこと」に怯える必要は無い理由4つ

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宮野茉莉子

Written by:

2015.01.11.Sun

「傷付く」のって、本当しんどいですよね。ドン底まで落ち込んだり、自分が嫌になったり、恥ずかしくて穴に入りたくなったり……。ある程度大人になると、「あえて傷付くのを自ら避けている」人も多いと思います。
しかし、「傷付く=しんどい」のは、実は自分のせいかもしれません。自身も傷付くことを避けていた時期のあった、哲学を専門とする筆者が「やっぱり胸張って傷付こう」と思った理由を4つご紹介します。

「自分可愛さゆえの感情」を消すと見えてくるもの2つ

「恥かしい、自分が嫌になる、落ち込む、泣きたい、プライドが傷付く……」傷付くと、ザッと見てもこれだけの感情変化が起こりますよね。でもこれ、全て自分を中心に考えた、「自分可愛さゆえの感情」なのです。
こういった感情が起きるのは悪いことではなく、人間なら普通です。ただしんどさのみで終わらないために、この部分を全てマイナスにして、冷静に状況を分析してみましょう。傷付いているときの状況には、失敗・間違い・勘違い・失恋などが多いと思います。そこには「傷付いたからこそ分かる事実」が隠れています。
傷付いたからこそ、「こうすれば良かった」「私にはこういうタイプの人は合わない」と次回への教訓が分かり、自己成長に繋がります。また必ずしも正しいのは相手ということはなく、「あの人は仕事で利益を大切にするけど、私は丁寧さを大事にしていこう」という自分らしさの発見にも繋がります。
逆に傷を避けていると、この2つを得るチャンスを失います。

本当の意味で人に優しくなれる

先日TVでとある女優さんが、ドラマの撮影中にうまく演じられなくなり、撮影がストップしたというエピソードを話されていました。彼女は「現場に迷惑をかけたのに誰も怒られませんでした。『みんな経験してることだよ。この時期を乗り越えると、演技がグッと良くなるよ』なんて言葉もかけてもらって……」と言っていました。
人間は自分が経験したことでしか、本当に優しくはなりません。自分が傷ついた分だけ、本当の優しさや思いやりも培われていきます。

小さな傷を避けていると、後で大きな傷が待っている

実は1番大切なのは、これかもしれません。人には年齢ごとに「傷付くべきこと」があります。「新入社員だからできる失敗、20代だからできる失敗……」って、数多くありますよね。
失敗しなければ成長しないわけですから、小さな傷から逃げていると、後からドーンと大きな傷を負うことになります。しかも年を重ねてからの大きな傷は、とても痛いもの……。「こんな年になってこんなに落ち込むなんて……」という傷までプラスされてしまいます。傷付くならその年齢にやっておいた方が傷も少なく、年齢に応じた成長ができます。

いかがでしょうか。一時の感情の起伏はしんどいですが、長い目で見れば傷はプラスになりますよ。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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