食べすぎたあとの内臓疲労を克服する方法
仕事が始まってもなんだか朝も起きられないし正月ボケ? と勘違いしていませんか? 年末年始の暴飲暴食に心当たりがある人は、内臓が疲れて寝起きが悪くなっている可能性が。人は食べ過ぎると栄養を吸収する前に疲れてしまう傾向にあります。内臓も機能をフル回転して疲れてしまっているのかも。
お酒をいきなりたくさん飲んだ?
クリスマスからお正月にかけて、忘年会や新年会などお酒を飲む機会が多いですよね。お酒を飲みすぎると、アルコールを処理する肝臓に負担がかかり、疲労してしまいます。仕事が始まったばかりなのにやる気が出なかったり、疲れて寝起きが悪い場合は、肝臓を回復させるために休肝日を設定してあげてくださいね。
お酒を飲むときにはウコンやシジミのお味噌汁が良いと話題ですが、ウコンやシジミに含まれるオルニチンは肝臓の機能を高めてくれるので、回復も早くなります。お酒を飲む機会が増えたら肝臓機能を高めてあげましょう。
起きたら体がだるいのは食べ過ぎかも
実は、食べ過ぎには肩こりや背中の痛みなど、筋肉や関節などにも影響を与えてしまいます。これは、食べ過ぎにより内臓が疲労して、背中全体や肩にまで負担を与えるからです。内臓自体も筋肉でできているため、食べ過ぎにより筋が固まりやすく、骨格にも影響を与えていきます。内臓に一番近い背中は特に筋肉の疲労の影響が出やすく、腰が痛くなる人もたくさんいるようです。背中のコリはそのまま肩へも繋がり、上半身全体の筋肉がり固まったように疲れを感じてきてしまうのです。食べ過ぎた翌日は、なるべく内臓を休めるようにあまり食べ過ぎないように注意しましょう。
飲みすぎ食べ過ぎの後は
すでに疲労させてしまった内臓は、次の日にでも対策を取ることで、疲れを長引かせずに済みます。食べ過ぎたり飲みすぎた日の朝って、お腹なんか空いてないですよね。朝食を取る習慣の人も朝は食事を控えて、温かい飲み物などで胃腸を休めてあげましょう。冷たいものだと余計に胃腸を刺激してしまうので、より体温に近い白湯などが丁度良いですよ。また、具なしのお味噌汁なども、胃腸を回復させやすいのでお勧めです。
体がずっとだるいなら無理しない
体がずっとだるいなら無理して食事を取る必要もなく、内臓を休めてあげましょう。食べたものが胃で消化しきれずに腸に送られると、悪玉菌が増えてしまいそのまま腸から血液に流れてしまいます。その血液が全身に回ると、より体のだるさを感じてしまうので、腸内の環境が整うまで無理に食べ物を押し込む必要はありません。
さらに、夜寝る前の食事はより内臓に負担をかけてしまうので、夜にお腹が空いてしまったら水分などを取ってみてください。ホットミルクやホットハチミツレモンなどは、胃腸を温めながら栄養も取れるのでより効果的です。次の日の朝スッキリと目覚めるためにも、内臓を元気にしていきましょうね。食べ過ぎ飲みすぎかな? と気づいたらぜひ実行してみてください。