できる女のコミュニケーション術。「断る力」を身につけて、人間関係をスムーズに!
オンオフ問わず、誰かに何かをお願いされると断りにくいものですよね。相手に嫌な気持ちを与えたくない……とムリに引き受けてしまって、後悔することってありませんか? どうしたら、相手に悪い印象を与えずに断ることができるのでしょうか。今回は、大人の女として身につけておきたい「断る力」を磨く方法をご紹介します。
まずは、丁寧に、意思をハッキリ伝える
「今日は難しいかも……」「なんだか疲れてるから……」など語尾をにごして、やんわり断ればカドがたたない? いいえその逆なんです! 「行けないわけじゃないんだけど、今日は仕事もあるし、体調もすぐれないし~」と理由をだらだら並べられると、相手は嫌な気持ちに。それよりも誘われたこと、頼まれたことに感謝しつつ誤り、「気持ちはありがたいのですが、あいにく今日はムリなんです」と意志を伝えて。「ごめんね」「申し訳ありません」の一言も添えて。
代替の案を提案して断る
「今日は難しいのですが、あさってはどうですか?」と変わりの案を提案すると、相手に嫌な気持ちを与えません。その際には「お急ぎのところ申し訳ないのですが……」とクッション言葉を添えると丁寧です。「今日は時間をとることが難しいので、月曜日の午前中はいかがでしょうか?」というふうに、現状を伝えた後に、実現可能な方法を示して好感度をアップさせましょう。
断るときに使えるフレーズをチェック!
断るときにはクッション言葉、断り言葉、フォローの言葉の3つを使うと、嫌な印象を与えずに難なく断れます。
断る前につけたい「クッション言葉」
あいにくですが、せっかくですが
お気持ちはありがたいのですが
ご期待に沿えず、大変心苦しいのですが
意思を表明する「断り言葉」
~のため、今回は難しいです
今回はお断りさせてください
今回は見送りさせてください
最後に「フォローの言葉」
お声がけいただきましてありがとうございました
お誘いいただきましてありがとうございました
次回は是非、参加させてください
これに懲りず、また誘ってください
○○さんからのご依頼なのに、お役に立てず残念です
ハッキリ断ることも人間関係には大切
いやいや誘いを受けたり、ムリな仕事を引き受けてしまったけれど、「イヤだな」という気持ちから対応が雑になってしまったり、仕事が手抜きになってしまい、相手に不快な印象を与えたり、ギクシャクしてしまうなんてこともあります。きちんと丁寧に断りつつ、次回につなげるような断り力を身につけて、人間関係をスムーズにできるように意識してみましょう!