気を付けて! 食べすぎに注意! 副腎疲労とホルモンバランスの関係とは

ついつい食べすぎちゃうその食欲。最近疲れを感じている人は、もしかしたらその食べすぎにより副腎を疲労させ、ホルモンバランスを崩しているのかもしれません。特に炭水化物や塩分の取りすぎは、副腎疲労を起こす原因となるので、気を付けなければいろいろな病気へと発展してしまいますよ。
副腎ってなんだろう?
副腎はそもそも腎臓の上の方にくっついている臓器です。それぞれ直接的につながっているわけではないので、違う働きを行っています。副腎は、いろいろなホルモンを分泌するために必要な臓器の一つ。実は副腎は男性よりも女性の方が少し大きいのが特徴です。副腎からは女性ホルモンでもある卵胞ホルモン、そして黄体ホルモンが分泌される大事な場所です。また、緊急事態の時に反応するアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンも分泌されるため、生きていく上でも健康にしておくべき臓器の一つともいえます。
食べすぎちゃうのは副腎疲労かも
副腎疲労を起こしている人の特徴として、ついつい食べ過ぎてしまう事があります。副腎が疲労している事で、血糖値の安定が取れずに低血糖となり、食べたい欲求が次から次へとやってきて、食べすぎが止まりません。そのため、人によっては満腹感とは無縁でずっと食べ続けてしまう人も。また、食べ過ぎる事で臓器への影響を与え余計に副腎を疲れさせてしまいます。そして、副腎疲労が加速するとホルモンの分泌器が正常に行われなくなるので、ホルモンバランスの乱れが生じ、生理不順になるなどの症状が出ることも。
ストレスを与えないように
食べるという事は、人に幸せを与えてくれる素晴らしいものですが、時としてストレスを与える存在にも。食べすぎることで女性は太ることを気にしすぎ、どんどんストレスを溜めていってしまいます。副腎疲労が進まないようにするためにも、リラックスする状態を与えることがとても重要なんです。しかし、副腎が疲労していると手っ取り早く血糖値を上げようと炭水化物や甘いものなどを欲しがってしまいます。食べすぎの手助けをしてしまう糖は、副腎の疲労を加速してしまい、血糖値を保てずに悪循環を与えてしまうのです。副腎にもストレスを与えないよう、日々リラックスする時間はとても重要ですよ。