あなたは早咲きか、それとも遅咲きか
テレビを見ていて、思わずハッと息を飲んでしまいました。何度も見ているボディケア商品のコマーシャルですが、女優 吉瀬美智子さんは、神がかっているほどの美しさを放っていらっしゃいます。吉瀬さんは“遅咲きの美人”と称されますが、確かに彼女の美しさは、若すぎるうちは違和感があったのでしょう。あの年齢になってこその妖艶な色気や品がマッチしているからこそ、人びとを魅了してやまないのです。
私たちの一生の間にも、開花の時期は訪れます。早咲きの方も遅咲きの方も、皆「幸せになりたい」と願いながら生きていくもの。咲くチャンスが巡って来たときにしっかりと掴めるよう、準備はいつでもしておきたいですね。
早咲きのあなたへ
世の大勢の人間が成功も幸せも早く結果が欲しくなってしまう中で、早咲きのあなたは稀有で羨まれる存在。人より早く成功して喜びが大きい分だけ、やがて落ち着いたときの虚無感や喪失感は大きく、へたをすると心のバランスを崩しかねません。だから知っておかなくてはいけないのです、人生はものすごく長いということを。成功が早いためにかえって不幸になるなんて、そんなことあってはいけません。一度咲けたのですから、咲く感覚は体が覚えているはず。何度も何度も、咲き誇りましょう。
遅咲きのあなたへ
自分が今さら咲くわけがないなんて、決して思わないでください。これからが一番、あなたの旬なのかもしれませんよ。遅咲きというのは地味でも野暮でもなく、むしろかっこいいと筆者は思います。なぜなら遅咲きとは、大人の女性の中で眠っていた潜在能力を目覚めさせたことに等しいのだから。たとえ今結果がなかなか訪れなくとも、人生は確実に動いています。その時が来た瞬間にきちんと咲けるように、丁寧に年を重ねましょう。
花に例えられる、オンナという生き物
20代で咲いて30代で散るだなんて言われていたのは昔の話。自然界の花も気候の変化によって条件が変われば、咲くはずのないときにも咲きます。私たちだって、秋にでも冬にでも咲いて良いのです。満開となる年齢は人それぞれ。運命かもしれないし、時代が合ってくるのかもしれません。確かなことは、早咲き遅咲きに関わらず、咲く人は皆すべからく努力をしているということ。そして水をあげれば何度でも生き返る花が存在するように、力強い生命力を持つ女性は、それこそ何度も何度でも咲くのです。今の年齢での失敗も咲くための最初の一歩だと思えば、もっとアクティブに動けそう。
せっかくの花の人生、楽しんで生きましょう♪ オンナ、満開!