「自分を受け入れる」「自分を大事にする」っていったいなに? 自己受容するための3つのポイント
啓発本や女磨き本、「幸せになりましょう」というテーマを掲げる数多くのコラムや指南書には共通して「自分を大事にしてあげましょう」「自分が自分を愛することができれば、自然と人からも愛されます」といった内容が書かれていますよね。とはいえ、そんな文章を目にしても謎は深まるばかり。口をそろえて書かれる自分を大事にしなさいの大合唱にうんざりして、「ていうか、自分を大事にするってどうやるわけ?」と腹立たしく思っている人もいるのではないでしょうか?そこでここでは、今まであまり触れられてこなかった「自分を大事にするにはどうすればいいのか」をテーマに、自分嫌いを克服した女性の声とともにご紹介します。
ポイント1:自分が素敵だなと思えることをやる
「自分が心から楽しいと思うことや望んでいることを優先して取り組んでいったら、世界が広がってこれまで自分の内面しか見つめていなかったことに気づいた」(28歳/商社)
▽ 今までやりたくてもできなかったことや、「どうせ自分がやったってたかが知れている」「自分にはもったいない」と諦めていたことに率先してトライしてみましょう。舞台を観に行ったり、旅行に行ったりと世界を広げていくことで、自分のなかの気持ちに変化が表れます。
ポイント2:自分がキレイだと思える外見にする
「どうせメイクや服を変えても美人になれるわけじゃないと諦めていたけど、自分を好きになりたいと思って磨くように努力したら人からの好意を信じられるようになった」(26歳/事務)
▽ 「どうせ私なんかが磨いたところで変わらないし」なんてふて腐れている人は要注意。これまで「ピンクなんて着られない」「スカートなんて履けない」「お化粧なんて恥ずかしい」と自分にかけていた制限を取り払いましょう。自分を「キレイになってもいい」「お化粧して可愛くなりたいと思ってもいい」と解放して、自分のなりたい外見を目指してみましょう。あなたが自分の美しさを制限し、我慢したところで周りは何も言いません。同じようにあなたが自分に秘められた美しさを解放し、頑張って可愛くなろうと努力すれば、周りはきっと気づいてくれるはずです。
ポイント3:自分を大事にしてくれる人と付き合う
「こんな自分を好きになってくれる人なんてほかにいないと、ダメンズばかりと付き合っていた。きっぱりと別れた後に、自分を大切にするなら自分を大切にしてくれる人と付き合おうと思った」(27歳/販売)
▽ 「ポイント1と2はクリアしているのに幸せじゃない」という人は付き合う人を変えてみてもいいかもしれません。本当にあなたが自分を「大事にしている」というのなら、自分を大事にしてくれない人と恋愛をしようとは思わないはず。もし、せっかく自分のことをひとりの女性としてきちんと理解し、大切に扱ってくれる人を大事にできないとしたら、それはあなたの内側に問題があります。自分のことが「いい」と思えないから、自分のことを「いい」と思ってくれる人を受け入れられないのです。
自分を好きになるためには「外側」に目を向けること
自己受容というと自分と向き合うことばかり考えて余計に悩んでしまう人がいますがそれは違います。大事なことは自分以外の「外側」に目を向けることです。自分の内面にばかりとらわれてがんじがらめになっていては苦しいままです。外側とよくふれあい、新しい自分を見つけていってくださいね!