心理学者たちの徹底分析! 幸福感度の高い人々はココが違います!!
“幸せになりたい”と思うのは自然なこと、でも似たような状況でも“幸せ”と感じられる人とそうでない人がいるのはどういうことでしょうか。それは幸せに対する感度が高いかどうか、ということでもあります。つまり一見些細なことにも、満足感や心の平安を見出せる人は幸福感度が高い、敏感に幸福を感じとることができるとも言えるのです。
そこで心理学者たちが徹底分析した、幸福感度の高い人々たちの特徴をまとめてみました。生まれつきの性格なのか、それとも意識して身につけた習慣なのか、人さまざまですがこうした特徴を見習ったら、私たちの幸福感度ももっと上がるかもしれません。
特徴その1:“リスクテイク”を恐れず、好奇心が旺盛である
“石橋を叩いて渡る”タイプの人は、安定はしていても幸福感度は低いのかもしれません。アンケートで“幸福度が高い”と答えた人たちの多くは、好奇心旺盛で、新しいことにチャレンジすることが大好き。たとえそれがリスクのある行為であっても、未知なるものを知ったり、得たりするチャンスであれば、ためらわずに行動に移します。“リスクなしに大きな成功はありえない”とはよく言いますが、ときには自分の“絶対安全圏”から飛び出してみることも、幸せを感じる秘訣と言えるでしょう。
特徴その2:ネガティブな感情から目を背けない
いつも幸せを感じている人って、まるで脳内お花畑状態?? なんて勘違いしてはいけません。むしろ幸福感度の高い人々はネガティブな感情(嫉妬、悲しみ、不安、怒り)から目を背けず、しっかりと向き合っています。なぜなら生きている限りそうした感情はかならず経験するものだから。人生いつもいい調子とは限りません、失望したり、理不尽なことを経験することは山ほどあります。そんなときネガティブな気持ちになるのはある意味当然のこと。だからこそ、こうしたネガティブな感情としっかり向き合い、それを自分のおかれている状況に合うよう行動を修正する能力を身につけようとするのです。
これは心理学で“心理的柔軟性”とよばれるスキル、このスキルをマスターすることがどんな人生でも絶望したり、自暴自棄にならず幸せを見出すためのカギとなります。
特徴その3:細かいことを気にし過ぎず、大局を見る力を重要視する
全般的に言って、幸福度の高い人たちは神経質に細かいことにこだわるタイプではなく、より本質的なこと、あるいは全体像を把握しようとするタイプだと考えられています。ですから、日々の小さな失敗やミスにも落ち込みすぎず、気持ちを切り替えるのもうまいと言えるでしょう。最近は特に若い人たちほどなにごとにも完璧なパフォーマンスを目指し、少しでも不完全なところがあると自分を全否定してしまうほど落ちこみやすい人が多いといいます。
でも人間誰しも得意、不得意があって当たり前、なにもかも要領よく器用にこなす必要はありません。“自分はどんなことに向いているか、才能を発揮できるか”ということをよく見極め、自分らしさを受け入れてあげることが幸福度を高めることにもつながりそうです。