家族の健康はママが守る! ショッピングカートの中身5つのチェックリスト
「食べている物を見れば、その人がわかる」なんて言葉がありますが、スーパーのショッピングカートの中身を見れば、あなたの食生活が透けて見えるかも? “健康”“美容”などついついパッケージのうたい文句に踊らされてカートに入れてしまう物も多いはず。私たちが口にするものは、ダイレクトに身体に影響を与えます。だからこそ、家族のために買い物をするママたちが“賢い目”で商品を選ぶ必要がありそう。そこで今回は健康的な食生活を送るために守りたいショッピングカートのルールをご紹介します。
チェック1:カートの中に5色ある?
カートの中の食品、色が偏っていませんか? パッケージに入った食品ばかり……というのなら明らかに野菜不足。カートの中には少なくともパッケージの色ではなく、果物や野菜の色が少なくとも5色以上あるのが理想的です。野菜や果物の“色”は、身体にとって嬉しい働きをしてくれる栄養素の色。色の違いは栄養素の違いとも言われます。野菜や果物のうち3つは旬の食材を選びましょう。
チェック2:パスタやパンは原材料4つ以下?
毎日料理に使う調味料や、スパイス、主食になるパスタやパン、クラッカーやシリアルなどはなるべく原材料が4つ以下のものを選んで。例えば、醤油と言っても原料に大豆、小麦、塩の3つしか使われていないものから、だし醤油のようにアルコールやぶどう糖果糖液糖が含まれているものまでさまざま。たくさんの原材料を使っているものは、あらかじめ味付けしやすいように風味が加えられていたり、保存期間が長く設定されているものが多く、主婦としては「らくちん!」と選んでしまいがちですが、そこは毎日身体に入れるもの。なるべくシンプルなものを選びましょう。
チェック3:嗜好品は一番小さなサイズ?
チョコレートやクッキー、ポテトチップスなどをカートに入れない! なんてルールはほぼ実行不可能(少なくとも筆者にはムリです!)。ガマンする代わりにファミリーパックではなく、一番小さなパッケージに入ったものを選びましょう。そうすれば「まだ余ってるから……」なんて、余分なカロリーを摂りすぎてしまうこともありません。ちなみに、ある研究によればスイーツを一口だけ食べた場合にも、たくさん食べた場合と同じく食欲は満たされるんだとか。スモールサイズは身体だけでなく、お財布にも優しいですよ!
チェック4:冷凍食品コーナーからは距離を置く
チンするだけで手軽に食べられる冷凍食品。時間のない時にはとっても便利ですが、ほとんど栄養が含まれていないことが多いようです。それどころか化学調味料や保存料がたくさん使われており、健康的な食事からはほど遠いものに……。冷凍食品のコーナーに行くのは、野菜を凍らせたものやフルーツなど味付け加工されていないものを選ぶ時のみにしておきましょう。
チェック5:ジュースは特別な日のみ
子どもが喜ぶから……とついついあま~いジュースをカートに入れていませんか? お砂糖たっぷりのジュースは子どもの肥満や糖尿病のリスクと密接に関係していると言われています。100%のジュースであっても、健康に対するメリットよりも糖分の摂りすぎによるリスクの方が高いんだとか。お砂糖入りの飲料は特別な機会のみ楽しむようにして、普段の生活ではお砂糖が入っていない飲み物を飲ませるようにしたいですね。