クヨクヨしても仕方ない! 後悔や失敗を「成功のモト」に変える4つの方法
なんであんなことを言ってしまったんだろう。誰でも「ああしていれば、こうしていれば……」とクヨクヨ過去の行動を思い返してしまうことがあるものです。そのまま悩み続けてネガティブになるか、失敗や後悔を成功のモトに変えられるか。その違いは、クヨクヨの受け止め方にあります。過去を変えることは誰もできません。けれども過去の経験と向き合って、これからの行動や考え方を正していけば、教訓として生かすことができます。今回は、失敗を成功に変えるためのヒントを4つご紹介します。
1.まずは、過去を認めて受け入れる
過去を振り返って後悔してしまう原因は、今の自分に自信がなかったり、幸せだと感じていないことにあるそうです。まずは、「今の自分」をありのまま受け入れること。そして過去の自分も「あの時は、あの行動しかなかった」と責めずに受け入れましょう。自分の長所を見つけて、書き出してみたり、自己肯定感を高めていけば後悔の気持ちが和らぎます。
2.後悔から学べるものを探す
あのとき、こういうべきだった。ああするべきだった。できなかったことへの後悔は、とっても辛いものですね。でもそう思えるのは、本当は「こうしたらよかった」と気がつける自分がいるからこそなのです。ということは、次は理想の行動をとれる才能があるということ。例えば、あの時あんなことを言うべきじゃなかったと思うなら、次は他の人に同じことをいわないように注意することができます。後悔は、新しい気づきのヒントなのです。次はこうしてみよう……! と後悔をバネに変えて、前進しましょう。
3.今の気持ちを書き出してみる
毎日の感情と向き合うことも大切です。あとで悩んでクヨクヨした時に、あの時はこういう感情だったから仕方ないと肯定して思い悩むことがなくなります。どうしても後悔してしまう場合は、クヨクヨの原因を書き出して整理。「もっと頑張れたのに」→「何が頑張れたのか」→「次回、どうしたらいいか」と前向きに考えることができます。
4.完璧な自分像をもとめない
すぐに後悔してしまう人は、完璧主義だといわれています。自分でできるはずの理想が高いのに、現実ではできない自分がいることにクヨクヨしてしまうのです。完璧な自分像を求めすぎると、できなかった自分を責め続けてしまいネガティブに。成功の種に変えるためには、責めるのはやめて、「私もよく頑張った」と褒めてあげましょう。
5.今できることをひとつひとつ
クヨクヨしそうなときは、今できることをひとつずつしていくと後悔やネガティブな感情から離れることができます。考えすぎずに、料理をしたり運動したり、人と話したり。できないことを悔やむよりも、とりあえずできることを探すのも手です。
済んだことは仕方ない! 過去を受け入れて「自分、まだまだだな~! 頑張れよ」と笑えるくらいの気持ちが大切です。完璧な姿を求めずに、後悔や失敗から次にできることを考えていければいいですね。