落ち込み方にも方法がある! 脳内科学でポジティブ美人
「なんだか気分が冴えないなぁ」「ちょっと憂鬱かも……」。特別理由があるわけではないのにそういう気持ちになること、皆様にも経験があるんじゃないかしら。私たち女性の場合は特に、女性ホルモンがメンタルバランスと密接に関わっています。月経前後に気持ちが揺れ動きやすくなるのはそのためです。
どうして落ち込んでしまうのかという理由と原因、そして対処法を知ることで、ストレスフリーな毎日に近付けることができます。落ち込みのコツを抑え、笑顔が似合うポジティブ美人になりましょう!
化学物質によって、感情はコントロールされている
特に生理前などの気分の落ち込みは、エストロゲンという物質の低下が原因の一つです。エストロゲンは精神安定の働きがあるのですが、意識的にリラックスをすることで働きは活発になります。例えば湯船にゆっくり浸かることや簡単なストレッチ、深呼吸をしてみるだけでもOK。
ちなみに、生理前はお腹が減ってつい食べ過ぎちゃう! という方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれもエストロゲンの低下が原因なのです。誰にでもある単なるホルモンバランスの乱れで、自分を否定してはいけません。「あぁ、またやっちゃった」などと落ち込まず、まずは大きく深呼吸をしてみて。
リフレッシュ上手こそ、健康的で美しくいられる
余裕があれば気にならないことも、余裕がないと気になってしまうもの。社会不安や将来への不安など、考え始めたらキリがありません。もちろん解消できることならすぐに解消すべきですが、不安は怒りや恐怖とは違い、その対象は輪郭が掴めずモヤがかかっていることがほとんどです。正体も実体も分からない不安なんてもので笑顔が無くなってしまうなんて、もったいない!
多忙を極める毎日の中でも、季節を感じられるちょっとしたイベントを考えてみることが筆者のオススメです。もみじの葉をデスクに飾ったり、少し早起きして冬の朝の澄んだ空気を楽しんだり。時間が無くても、リフレッシュの方法はきっともっとたくさんあるはず。筋肉一ミリレベルの動きだけで、声のトーンを一音二音上げるだけで、気持ちは明るくなり余裕がうまれるのですから。
もとはみんな、ハッピーでキレイ!
落ち込みやすいのは性格だから仕方がない、と諦めてはいませんか? 嫌なことを無理したりごちゃごちゃネガティブなことを考えるから、目はキツくなり口角は下がり猫背になり……それでは美しさまでもが閉じ込められてしまいます。
他人の目から自分を見るイメージで、自己分析をしてみましょう。自分の考え方のクセを知ることが大事なのです。もしあなたの性格が真面目で頑固だと思うなら、それは完璧を目指しすぎることがストレスの原因になっているのかもしれません。
最後に…… ~Love yourself~
ネガティブであることの利点は、最悪の事態が想定できることだと思います。なぜなら、最悪の事態を防ぐための対策を考えることができるからです。本当はネガティブでもポジティブでも、その人らしく生き生きと楽しんで過ごすことが一番大切。そしてそうやって生き生きと楽しんで過ごす人が、結果的にポジティブ美人と呼ばれるのではないでしょうか。
淑女の皆様、自分を責めすぎず無理をしすぎず、笑顔で生きましょう♪