怒り、不安、嫉妬、いろいろなネガティブ感情と上手に付き合っていく方法

2014.11.27

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怒り、不安、嫉妬、いろいろなネガティブ感情を抱いていることに気づき、イライラしたり、悩んだりすることは誰にでもあるはず。でも、喜びや前向きな気持ちなどポジティブな感情について、あれこれ考えたりすることは少ないのではないでしょうか。そう、私たちの心は、どうしてもネガティブ、負の感情のほうにどうしても引きずられがち。だからこそ、うつ病などに悩む人もこれだけ多いのでしょう。
だからといって、胸に沸き起こるネガティブな感情を無視したり、あるいは徹底的に抗うというのもますます惨めな気分になるばかり。大事なのは、そのネガティブ感情をありのままに受け入れ、冷静に分析し、そして自分の意思でコントロールすることです。生きていく限り、ネガティブな感情はかならず誰しも経験します。それを無理に抑圧したりせず、受け入れ、なおかつそれに支配されることなく、生活を普通に続けていくことこそ、ネガティブ感情に負けない道だと言えます。


ネガティブ感情を、どうやってコントロールするか

1.自分のなかにネガティブな感情が沸き起こってくるのを自覚する

気の利かない恋人、意地悪な上司、さまざまな人やことに対して、怒り、不安、嫉妬などのネガティブ感情を抱くことがあるでしょう。まずはそうした感情が自分のなかに沸き起こってくるのを自覚します。“いま妙にイライラしているな”と思うことがその第一歩です。

2.ネガティブ感情によって、なにかしてみたい衝動に駆られるかどうか自分を観察する

ネガティブな感情が出てくると、それに任せてなにか行動に起こしたくなる衝動に駆られます。たとえば、相手を責めたり、攻撃したり、さらに疑ってみたり、あるいはストレス発散のためにモノにあたったり、やけ食いしたり、衝動買いしたり……、といずれも好ましい行動ではないものばかり。その衝動をぐっとおさえて、もうすこし静かに自分の気持ちと向き合い続けてみてください。

3.リラックスしながら呼吸を整え、やがてそのネガティブな感情が消えていくのを感じる

ネガティブ感情と向き合っていると、つい呼吸も乱れがちですが、なるべく体をリラックスさせ、呼吸を整えましょう。そうして心を見つめ続けていると、だんだん嵐のように荒れ狂っていたネガティブ感情がだんだん小さくなり、やがて自分でも気づかないうちに些細なことのように感じてきます。そうなればしめたもの、ネガティブな感情をあなたは克服したのです。それは衝動に任せて行動し、誰かをそして自分自身を傷つけたり、損なったりするよりもはるかに賢い選択と言えるのではないでしょうか。

誰にだって生じるネガティブな感情、それに流されてしまうか、それとも自分のなかで克服し前を向いていけるか、それは自分自身にかかっていると言えます。どちらを選ぶことが、ほんとうに自分にとって良いことなのか、冷静に考えてみれば答えは自ずとでてくるはずです。

2014.11.27

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。