なぜか気が滅入ってしまう…その意外な原因たちに注意しよう!

2014.10.22

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爽やかな秋の季節なのになぜか心が晴れない、どういうわけか気が滅入ってしまう……最近そんなことが多かったりしませんか?
その原因に心当たりはあるでしょうか、特に思い当たることがないという人こそ要注意。じつは一見気分とは関係なさそうなことが落ち込みの原因だったりするのです。その意外な原因たちとは何か、まとめてみました。


原因その1:姿勢が悪く、猫背

長時間のデスクワークなどで猫背がクセになっていたりすると、姿勢そのものだけでなく、気分にも影響が出てくるといいます。姿勢は体内のコルチゾールというホルモン(別名ストレスホルモン)の分泌にも影響を与え、背骨など体を支える器官を圧迫するような悪姿勢が続くと、コルチゾールも増え、ストレスを感じやすくなるメカニズムが働くのです。姿勢を正すだけでもムードアップする効果があるので、普段から気をつけましょう。

原因その2:Facebookのやりすぎ

SNS全盛期のこの時代、本来娯楽であるはずのFacebookにあまりにも時間を割いていると、楽しむどころか、かえって気分も落ち込んでしまうということがよくあるようです。近年数多くの調査で、Facebookのヘビーユーザーで、「友だち」のアップデートや自撮り写真をしょっちゅうチェックしている人ほど、幸福度も低いという結果が出ており、注目を集めています。1日に費やす時間を制限したり、あるいは週末はFacebookをみないとルールを作るなどして、自分でコントロールすることが大切です。

原因その3:運動不足

学生時代はともかく、社会人になってから運動らしいことなど何ひとつしていない、という人は精神的にも落ち込みやすい傾向にあるようです。オーストラリアの調査では、普段運動を全くしない女性は定期的に運動を行っている女性に比べ、うつの症状を経験するリスクが99%も高いという結果が出ています。圧倒的な数字ですが、運動をして体を動かすことで、脳内の幸福ホルモン「セロトニン」レベルが大いにアップする効果が生まれると言います。1週間に、3~5日ほど30分から40分ほどの有酸素運動(ウォーキング、水泳、サイクリングなど)を行うのが、ストレス対策としても効果的だと言います。また運動もひとりよりグループで行うほうが、いろんな人と交流できて精神面にもいい影響を与えるそうです。

原因その4:都会暮らし

仕事もたくさんあるし、刺激が多くて都会暮らしって「最高!」と思っていたりしませんか? でもじつはその“刺激”があなたの心を疲れさせてしまっている原因かもしれません。ドイツの研究では、都会暮らしによる様々な刺激(騒音、人混み、都会ならではの孤独)が、脳に過剰なサインを送り、気分が落ち込んだり、うつになりやすくなったりする要因になることが指摘されています。都会だとお店も遅くまでついつい夜更かしになりがち、そんなことも自然な体内リズムを乱し、精神状態にもひびいてくるのかもしれません。たまには空気のきれいな自然の豊かな環境に身を置いてリラックスしてみてはどうでしょう。

2014.10.22

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。