“時間がない”を言い訳にしない! 賢いタイムマネージメントとは?
いつも「時間がない、忙しい」を口癖にしていませんか? そのわりには、ダラダラとネットを見ているうちに深夜を過ぎていたり、ということもしばしば……。そんな自分に嫌悪感を持つこともけっして珍しくはないと思います。誰にでも1日に与えられた時間は24時間、でもそれを上手に効率的に過ごすか、時間に追われたまま「今日もなんとなく過ぎてしまった」とするかは、その人次第です。そこで今回は、“時間がない”を言い訳にしない、賢いタイムマネージメント方法についてご紹介したいと思います。
やるべきことは“20分タイムフレーム”で考えてみる
家事、仕事、勉強、やるべきことはとりあえずとりかかってみて、それから進捗状況によって作業が長くなったり、短くなったりする、というやり方ではついダラダラしがち。やるべきことは20分のタイムフレームでやりきれるようにしてみましょう。20分というのは短く感じるかもしれませんが、集中力が維持しやすい時間単位でもあります。とくに家事などはたいていの場合、20分集中すればかなり片付くはず。20分作業して、10分休憩、また20分作業して、10分休憩とすれば1時間で最低でも2つの作業が終了できます。要はメリハリを持って動けるかどうか、ということが肝心。
テレビとネットサーフィンをやめてみる
時間の有効活用を探る研究者たちが、みな声を揃えて言うのは、「テレビやネットサーフィンは時間ばかりすぐに経過する割には、記憶に残ることも少なく、非常にもったいない時間の使い方だ」ということです。たしかに、皆さん身に覚えがあるのではないでしょうか。ですから、せっかく自由にできる時間があるなら、ジムへ行って体を動かしたり、友だちや家族に電話したり、あるいは本を読んだりするほうが、はるかに充実感を得られるはず。1週間テレビをつけないだけでも、どれだけ時間が作れるか試してみてください。
規則正しい生活を心がける
シンプルすぎるようですが、毎日規則正しい生活を送り、やるべきことを日課に組み込んでいる人は、時間に追われることなく、計画的に1日1日を過ごせるようです。とはいえ、なかなか難しいと感じるかもしれませんが、まず寝る時間と起きる時間を決めてみるだけで、その1日の大まかなフレームができます。なるべく夜は早めに就寝、そして朝いつもより少し早起きしてみるようにすれば、まずその朝の時間を有効に使えることができるでしょう。そのリズムができてきたら、午前、午後とそのときにやるべきことを日課に組み入れていきます。時間を無駄にすることなく気持ちにも余裕を持って過ごせるようになりますよ。
いかがでしょうか、“忙しい”というのは切実な悩みですが、うまく気持ちを切り替えてみることで、意外とそんなプレッシャーから解放されることもあるのです。誰にでも与えられた時間は一緒、だからこそどんな風に時間を過ごすか、力量が問われることでもあります。