もしかして一生ひとりかもしれない…アラサー以上の孤独感を満たす方法
30歳を過ぎても独り身。周りの人は次から次へと結婚していくのに、自分だけなかなか結婚に結びつく恋愛ができない、そもそも出会いがない……。悩んでいる人、多いのではないでしょうか? しかしいくら悩んでも、残酷なまでに現実は変わりません。そこで今回は、絶望的なまでの孤独感を満たす方法について書いてみました。
人はひとりで生まれ、ひとりでこの世を去る
まず大前提なのが、人はひとりで生まれ、ひとりでこの世を去っていくという事実。そうなのです、人は一生ある意味、ひとりなのです。どんなに仲睦まじい夫婦でも、同時にこの世を去ることはできません。この世で築いたものは、すべてこの世に置いていくしかないのです。そう考えていくと、いつ誰と何をしていたとしても、実は人間は孤独な生き物なのでは? と思います。しかし考え方を変えれば、みんな孤独を抱えているのは同じだと気づき、ひとりで生きていくのが怖いとはあまり思わなくなるはず。また、独り身には、独り身にしか味わえない醍醐味があります。それを思う存分享受していけば、孤独感は確実に薄れていくでしょう。
結婚は絶対的な幸せを約束してくれるものではない
次に結婚の現実についてお話します。今、日本では3分の1の夫婦が離婚をしています。家庭内別居、仮面夫婦をそこに加えたらもっと多くのカップルが幸せとは程遠い人生を送っているとも言えます。筆者は、決して結婚の幸せを否定しているわけではありません。短絡的に結婚すれば幸せになれる、孤独が癒せると考えるのは間違いだと言いたいのです。結婚してからこそ、カップルの“歩み寄り”という真の愛が試される場面が幾度となく訪れます。伴侶の気持ちや価値観が理解できず、苦しみ、ひとりでいる以上の孤独感を抱くことも少なくないはずです。孤独感を満たすには他者に頼るのではなく、自分で自分の内面を潤すほかないでしょう。
どうやったら孤独感を満たせるのか
簡単に言えば、孤独感を抱く隙を自分に与えなければいいのだと思います。心に隙を与えない方法としては、ただ忙しくすればいいわけではありません。常に情熱を注げる対象を見つけることが大切だと思うのです。ですが、そこでこう思う人は多いでしょう。「夢中になれるものなんてない」と。夢中になれるものは、探そうと思えば思うほど遠ざかり、何も見つからないものです。そうではなく、目の前にあることに全力投球することが大事。目の前にある仕事、遊び、趣味、何でもいいのです。料理を作ったり、自宅でアロマをたいてリラックスすることでも構いません。とにかく目の前にあることを大事にしていくのです。それを続けていけば、心が満たされ、孤独感を抱くことが少なくなっていきますよ。
さらに、物事を深く考えすぎないこともポイント。考えすぎるとロクなことがありません。人間の思考というのは、考えれば考えるほど悲観的になっていくという特性がありますから。たとえ、何か嫌なことがあったとしても「まあ、何とかなるさ」と受け入れ、手放していくといいでしょう。