結婚祝い・出産祝いは、いくらが正解? 知らないと恥ずかしい! 結婚、出産……贈り物のマナー
大人になると、お付き合いで贈り物の習慣が増えてきます。おめでとう、ありがとうの気持ちがこもっていればOKと「可愛いから」という理由だけでプレゼントをあげてしまうこともありますが、相手にとっては「もらっても困るもの」かもしれません。今回は、意外と知らない「贈り物のマナー」をおさえてワンランク上の素敵な女性を目指しましょう。
結婚祝い
結婚祝いは、挙式でご祝儀を渡す場合には品物を送る必要はありません。最近は式をせずに「結婚したよ」と報告だけの方も多いので、その場合はお祝いの贈り物をしましょう。親しい間柄なら「どんなものが欲しい?」と希望を聞くのが◎。キッチン用品、タオルなど新生活で使えるものも人気です。
金額:5,000円~20,000円
時期:挙式の一週間前までに発送(当日の持参はNGです)
出産祝い
赤ちゃんのお世話が大変な時期なので、お祝いはできれば発送にしましょう。洋服を送る場合は、成長を見越して1歳用(80cm)くらいのサイズを選んでおきます。第2子以降の出産祝いには、上の子用にちょっとした絵本やお菓子などをつけてあげると、喜ばれますよ。スタイ、おもちゃ、食器などが一般的です。
金額:3,000円~10.000円
時期:生後7日~1か月まで
お中元・お歳暮
お世話になっている方にお礼の気持ち、今後ともよろしくお願いしますという気持ちをこめてお中元・お歳暮を送ります。どちらか一方を送るなら、お歳暮にします。先方宅に持参するのが正式な送り方ですが、最近はデパートなどから発送するのが一般的です。家族構成や相手の好みに合わせた品物を選びましょう。
金額:3,000円~5,000円
時期:お中元は、7月の初め~7月15日(関西は7月の初め~8月15日)
お歳暮は、12月初め~12月中旬
贈り物をもらったら??
逆に、自分が贈り物を頂いたら遅くても3日以内には、お礼状を出すのが基本です。親しい間柄なら、メールや電話でもOKです。結婚祝いや出産祝いは時期をみて、お返しを贈るのも忘れずに。お返しは、頂いたものよりも高い金額のものを送ると失礼にあたりますので、注意してください。
お返しの目安
結婚祝い……
披露宴に招待しなかった方には、結婚式1か月以内に半額程度を「内祝」として贈ります。
出産祝い……
出産後1か月頃に、3分の1~半額程度を「内祝」として子どもの名前宛に送ります。
お中元、お歳暮……
お返しは基本的に不要ですが、感謝の気持ちを伝えるお手紙や電話の挨拶をしましょう。
意外と知らない贈り物のマナー。結婚式、出産祝いなど、贈り物をあげたりもらったり、相手に喜んでもらえるように正しい送り方ができればいいですよね。普段から、相手の好むもの、趣味などを控えておくのもオススメです。