秋の野菜を取り入れて、体を元気にさせちゃおう

2014.10.20

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もう夏の野菜の値段も高くなり、冬に近づくにつれてスーパーなどで並ぶ野菜も様変わりする頃です。季節の野菜を食べることで、体の機能をその時期に合わせて調整することができるので、いつまでもトマトやナス、キュウリなどを食べていると、どんどん体が冷えてきてしまいますよ。


秋の野菜といえば?

秋でよく食べられる野菜といえば、ゴボウやレンコン、ニンジンなどの根野菜です。調理方法もたくさんある根野菜ですが、秋になると土から栄養をぐんぐんと吸い込むため、美味しい根野菜が食べられます。歯ごたえもあるので満腹感も満点。さらに食物繊維が豊富なので、食欲の多い秋でも便秘知らずになれます。しかも葉物の野菜よりも持ちが良いので、慌てて調理したり、食べなきゃ! なんて心配もないですよね。

実は体を冷やす効果も

ゴボウやレンコン、ニンジンなどは、実は体を冷やす効果もあります。体を冷やすといっても冷え性にするという意味ではなく、熱が出た時の解熱作用を施してくれるものです。これらかの季節、風邪をひきやすい人にとってはうれしい野菜たちです。しかもこれらの根菜類には、ビタミンC、カロチン、カリウムなど、免疫が弱った時に必要な栄養が詰まっています。体調がすぐれない時にはこの根菜類を摂取することで、体の機能を調節してくれますよ。

お野菜はぜひ火を通しましょう

生野菜は酵素があるので、そのまま摂取したいところですが、生のまま食べると、体を冷やしやすくなるので、気を付けましょう。ゴボウやレンコン、ニンジンなどは、煮物にも合う野菜ですよね。火を通すことでより栄養価が高まるのが根菜類の特徴です。温かい根菜類を食べることで、芯から体を温めていくことができるので、ぜひ調理をしてくださいね。また、秋に取れる根菜類の中でも、体をぽかぽかに温めてくれる生姜。生姜を取り入れることで、より体を温めてくれますが、この生姜も、生よりも火を通した方がぽかぽか作用をより引き出してくれます。

穀物も豊富な秋

野菜という分類をするケースもある穀物類ですが、秋になるととても豊富にスーパーなどでも出回ります。サツマイモや山芋、サトイモなどが主です。これらの穀物は、食物繊維が豊富なうえ、加熱しても壊れないビタミンCを持ち合わせているので、積極的に摂取していきたい食材です。穀物なので、炭水化物として多少摂取するのを躊躇してしまうかもしれませんが、白米よりも栄養素が豊富なので、とてもお勧めです。ちょっとお腹が空いた時など、サツマイモを食べれば、甘味もあり満足感があります。しかも糖分だけでなく、食物繊維、ビタミンBやC、Eまでも含まれているので、間食をしても栄養が取り入れられ、体も喜びます。スーパーに並ぶ秋のお野菜たちを選んで、体を元気にさせてあげましょう。

2014.10.20

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。