なりたい自分になるために、忘れずに自分に問いかけるべきこと

2014.09.13

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誰にでも“こうなりたい”という理想の自分がいるはず、でもそれにむかって努力を続けることはけっして生易しいものではありません。ついつい理想と現実のギャップに悩み、“しょうがないや”と現状維持に落ち着いてしまうことも多いものです。でも一度きりの人生、せっかくなら自分が思い描いたように生きてみたい! と思いませんか?
そのためには、「今の自分の状態でいいの? この方向に進んでいいの?」と常に自問自答することが大切、では具体的にもっとどんなことを考えたらいいのか、心理学エキスパートたちのアドバイスをまとめてみました。


“なりたい自分”に近づくために、どんなことを考えればいいのでしょう?

まずは今現在の自分をはっきりと理解する

“こうなりたい”と憧れる前に、まず今の自分自身をはっきりと冷静に自己分析してみましょう。強み、弱み、情熱をもって打ち込めること、今までどんなふうに生きてきたか、など。人は意外なほど自分のポテンシャルについて楽観的に甘い思い込みをしがちです。「その気になれば、私だってできるんだから」という気持ちだけ強くても、具体的にアクションを起こさなければ何も変わりません。自己分析だけでなく、自分をよく知る家族や友人から、より手厳しい意見をもらうことも大切です。

“なりたい自分”は、自分の価値観を反映しているか

「アイドルみたいに可愛くなりたい」、「お金持ちと結婚してセレブ妻になりたい」、なんとなくそんな考えが浮かぶ人は、果たしてそれが本当に自分の望んでいる未来像なのか、もう一度よく考えてみましょう。じつは私たちは自分の憧れや理想すらも、メディアや世間によって刷り込まれていることが多いのです。そうではなく、自分が大切にする価値観や生き方、ライフスタイルをベースに、将来の“なりたい自分”を思い描いているか、しっかりと確かめてみてください。

“なりたい自分”という理想像をもっと柔軟に捉えられるか

たとえば、ゴールや目標をピンポイントで限定的に決めてしまうと、現実にはなかなかうまくいかないときすぐに挫折感につながってしまいます。逆に、目標とする理想像について、「ちょっと思い描いていたものとは違うけど、まあこれでも悪くないか」と柔軟に考えられる人は人生に対する満足度が高く、より幸せな生活を手に入れているようです。妥協とは少し違うと思いますが、目標の間口を広げて、いろんな価値観で“成功”を捉えることも大切です。

“なりたい自分”ですが、いきなり「女優の○○さんみたいになりたい」というのは非現実的。自分自身という人間はそのままなのですから、自分のなかにある個性や強みを上手に引き出して“なりたい自分”を作り上げていくのがベストです。憧れだけに終わらせず、すこしでも近づけるよう、頑張りましょう!!

2014.09.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。