「自分にできること」を考えて。答えのでない悩みをシンプルに処理する方法4つ
いくら考えても、なかなか答えのでない悩みってありますよね。ただ漠然と考えるだけでは、どうしても終わらない妄想や、自分の感情ばかり考えがちになりやすいもの。今回は延々と続く悩みを、シンプルに処理する方法をご紹介します。
1:「自分にできること」に焦点を当てて考える
まずは自分の「できること・できないこと」を仕分けましょう。人の性格は変えられないけど環境は変えられる、アドバイスはできなくても話はじっくり聞いてあげられる、などあるでしょう。
ポイントは、「『できる』という思い込み」に惑わされないことです。本当は苦手なことも、「頑張ればできる」と思い込んでいることは、想像以上に多いもの。無理や我慢は続かず、ほんとうの解決にはなりません。いずれまた、同じような悩みとなって返ってくるでしょう。
無理せず素直に、自分にできることのみに焦点を当て、解決策を考えましょう。自分にできないことが分かれば、できる人の手を借りることもできます。
2:100%の答えを求めて悩まない
悩みが強いものほど、「絶対に成功させたい」「絶対に解決したい」と結果への執着が強くなります。しかし自分の気持ちにばかりに夢中で、相手を見ることができず無理が生じて結局失敗……となることがほとんど。また、100%を求め過ぎて、結局行動できなかった……ということもありますよね。
どんな悩みでも、100%の答えは求めないようにしましょう。100%に執着するほど、頭もカラダも固くなり、失敗が増えます。
結局結果を決めるのは相手であり、時の運でもあります。自分の気持ちよりは相手をよく見て、自分自身も全力を出せるよう準備しておきましょう。
3:最悪の事態を想定しておく
最悪の事態は、事前に想定しておきましょう。ココを「見ないふり」するから、余計怖くなるのです。事前に想定しておけば、たしかに最初は不安で仕方ありません。しかし結局は受け入れざるを得ないですから、やがて冷静を取り戻し、最悪の事態に備えた具体的な策がとれます。
最悪の事態に備えられれば、不安も薄まりますよね。
4:形にする
いろいろ悩んだ末、結局「何もできなかった」ということもあります。表立ってリスクを犯していないので一見いいようですが、実は何もしないことが1番、大きな後悔となります。
何にしろ、形にはしましょう。結局解決しなかったり、うまくいかないこともあるでしょう。それでも行動に移したり、話をしない限り、何も分かりません。
形にしなければしないほど、後々ネガティブな妄想も膨らむばかり。自分で後悔の種を作っているようなものです。
いかがでしょうか。悩むのは辛い時間ですが、できるだけシンプルに処理していくと、答えも見えてきます。自分にできることを、じっくり考えましょう。