デトックス、子宮を温める…メリットたくさん。夏の「足湯」習慣!
いよいよ夏本番です。夏は心身共に開放的な気分になる季節。素足で街中を歩き回れる季節なんて1年に数週間程度。思いっきり夏のファッションを楽しみたい、と思いますよね。
でも、実は油断できないのが「夏の冷え」。案外、冷房の効いた室内にいることが多くないですか? 結構冷えた室内に裸足でいると、足先が冷たくなってしまうのです。
足は心臓から一番遠く、血行不良に陥りやすい部位。特に膝から下には大きな筋肉がないので、血液の温度は下がってしまいます。夏のファッションはどうしても足を冷やしてしまうものばかり。冷房等の冷えから、きちんと守ってあげなくてはならない部分なのです。
夏こそ、足湯をしよう
そうは言っても、夏に靴下を履くのは暑苦しいときがありますよね。サンダルで軽やかに歩くのも夏の醍醐味です。そこで、「家に帰ったら足湯をする」ことをおすすめします。
夏のバスタイムはシャワーで終わり、という人も多いのではないでしょうか。
シャワーだけでは、全身の血行を良くするのは難しいのです。「足湯」を行うことで、全身をお湯に浸かった時のような温かさも手に入れることができます。
足湯の方法
バスタブにお湯をはるのが一番楽かもしれません。
42度くらいの、少し熱めのお湯にします。ふくらはぎから下が全てお湯に浸かるくらいまで、お湯をためてください。
足湯を行う理想の時間は20分程度。そこまで長く行わなくても効果は得られますが、血液を全身に循環させるための理想時間は20分です。
20分も足湯しているうちにお湯が冷めてしまう、という場合は
・保温効果の高い入浴剤を入れる
・お湯をたまに抜いて、新しいお湯を追加
など行って工夫してみましょう。
足湯のメリット
ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれるくらい、血管がたくさん詰まっている部位です。温めて、血流をよくしてあげることは本当に大切。全身が温まります。
足湯には、免疫力があがる、デトックスに効果がある、体質改善に繋がる、などさまざまな利点が挙げられています。
特に女子に嬉しいのが「子宮を温める効果がある」という点。
実は、夏に冷えやすいのは「足」のほかに「子宮」なのです。
冷たい飲み物や薄着、ストレスなどで冷えてしまう「子宮」。「子宮」は、身体の中でもかなり冷えやすい部位だと言われています。しかし、足湯を行うことで、子宮もじんわり温めてあげることができるのです。
人間の体内に流れる主な血液の流れは、
腰→足→足先までいったらUターンして上に行く→子宮や腸に行く
という感じだそうなので、足を冷やしてしまうと、温度の下がった血液を子宮に送り込むことになってしまうのです。足湯を始めたら生理痛が軽くなった、という人もいるのだそう。赤ちゃん待ちの女性の中にも、足湯を行っている人は多いそうです。
子宮以外でも、もちろん効果のある「足湯」。足の血行促進は全身の血行促進につながります。
汗をたくさんかいていても、冷えてしまっている部位が多いのが「夏」。
夏こそ足湯で、全身を内側からじっくり温めてあげてください。