長所ばかりでは不十分! 「短所」から見つける自分らしさの例5つ
自分らしさを見つけようと思っても、長所ばかり見ていては不十分。自分らしさの、3分の1ほどしか見えていない状況でしょう。
実はほんとうの自分らしさは、「短所」に隠れています。“自分や世間から”見ると悪いイメージで、ついつい見ないふりをしたくなる短所って、長所よりも量が多いですよね。短所は必ず長所に言い換えられ、そこから自分が見えてきます。たとえば次のような短所に、悩んでいませんか?
1:人見知り
人見知りの人はフレンドリーな人に憧れますが、フレンドリーな人よりも相手をよく見ています。観察力が高く、相手の状況や気持ちを推し量るのが上手。たとえば相手の表情の変化から、聞かない方がいいこと、言わない方がいいことなどを推測。気配り溢れるコミュニケーションに、深く長く付き合いたいと思う人もいます。
急には仲良くならなくても、徐々に関係を構築することで、誠実な印象も与えます。自分に合ったタイプの友達を見つけることが得意でしょう。
2:優柔不断
アレコレ悩む優柔不断な人は、物事を細かく、深く見て考えることが得意です。情報収集も得意ですし、情報を鵜呑みにすることなく、真偽を推し量ることもできます。目の前のことだけでなく、先を考える思考力にも長けているでしょう。
3:マイペース
マイペースな人は、自分をよく知っています。“自分は何が好きで嫌いか、何が得意で苦手か、どこまでが自分の許容量で、自分のベストコンディションはどんな状態か”。仕事でも恋愛でも自分の実力が発揮でき、自分を活かすほど、根気よく仕事に打ち込めるでしょう。
また、“周囲の意見に流されない強さ”も持っています。
4:涙もろいなど、感情的
女性に多い感情的なタイプですが、その裏は感受性豊か。自分の感情が豊かな分、相手の感情にも理解できる部分が多く、“共感力”が高めです。
共感力が高いと、相手の気持ちやニーズにより寄り添うことができます。深い信頼や、“一歩進んだサービス”に共感力は活きます。
5:おおざっぱ
おおざっぱな人は、細かいことを気にしません。細かいことを気にする人と一緒にいると息が詰まりますが、おおざっぱな人と一緒にいるとホッとしたり、許容量が増えます。
また行動力があります。ほかの人から見たら大胆な行動でも、やってくれると頼りがいがあるのが、おおざっぱな人です。
いかがでしょうか。一面的に「短所」と決めつけず、多面的に見てみる。そこから「自分らしさ」が見えてきます。