夏に過剰水分摂取は危険! 上手に水分を摂る方法

2014.07.20

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汗をかきやすい夏は水分補給が必要ですよね。しかし過剰に摂りすぎると、体内での吸収が上手に行かずに体を壊すこともあります。適切な方法で、ほどよく体内に水分が吸収できるよう、過剰な水分摂取は避けたいものです。


水分を摂取する必要性とは

大量に汗をかけば体内から水分が失われ、血液や内蔵機能、肌へまでも影響が出てきてしまいます。また体内から酸素も減ってしまい、脳の機能も異常をきたしてきます。そのため集中力が低下したり、運動能力の低下、さらに自律神経を乱して体温調節がうまくできず、体が熱くなりすぎたり、逆に冷えてきたりしてしまいます。夏こそ水分摂取は非常に重要になりますが、摂取する量などにも気をつける必要があります。

必要な水分量とは

身体は50%~70%が水分といわれています。子供などは70%くらいが水分で体内を占めていますが、年齢を重ねるごとに体内水分は減っていきます。過剰な摂取をしたからといって、水分量をあげていくことは難しく、逆に取りすぎると低体温になったり、下痢になったりと、体調を悪くしてしまうので、水分摂取は上手に行う必要があります。
女優の方やモデルの方が一日2Lもの水分を摂取するといわれていますが、すべての人に良い、というわけではありません。もともと水分を2Lも摂取するのは、海外からの流れです。手足の長いモデルさんと同じような食事量や水分摂取量をしても、上手に水分吸収ができない場合もあるので、飲みたくもないのに水分を過剰に摂取するのはあまり良くありませんね。

水分補給のタイミングについて

運動などをして汗をかいた場合は、すぐに水分補給が必要です。それは、急激に出た汗は体調機能を崩しやすいためです。体温調節や運動機能を安定させるためにも、運動時はこまめに水分を補給する必要があります。また日常生活においてもこまめな水分補給が必要です。通常「のどが渇いたな」と思うときは、体内から水分が2%も失われたときに起こるそうです。水分自体、徐々に体から失われていきますが、逆に一気に水分を補給しても、吸収されずにほとんどは体外へ流れてしまいます。水分が体内から失われる前に補給しておくことで、体内の水分が過剰に失われずにすみます。そのため日常の水分補給はこまめに取る必要があります。

水分補給の種類について

水分の摂取は自分に合った量を飲むのが一番ですが、摂取の仕方や種類にも気をつけていきましょう。のどが渇いたからといって、ビールを飲んだら余計に体を乾燥させてしまいます。体温を上げて余計に体から水分を出してしまうので、水分摂取のためにアルコールは厳禁です! だからといって、ジュースや炭酸、さらにスポーツ飲料もあまりよくありません。糖質の多い水分もまた、体から余計に水分を奪っていきます。ジュースやスポーツドリンクは、大量の砂糖が入っているので糖度は思いのほか高めです。なるべく水やお茶などを取るように心がけましょう。

夏による脱水症状を防ぐためにも、水分摂取のタイミングや種類も気をつけて、上手に水分を摂取していってくださいね。! 

2014.07.20

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。