完璧主義者ほど続かない? 一度やりはじめたことを長く続ける方法とは??
春から夏にかけて、何かを始めやすい時期だといわれています。皆さんの中でも、何か新しい趣味を始めたり、仕事に取りかかった人も多いのではないでしょうか? しかし、やり始めた事、楽しんでいた事でも、ずっと続けていくのは、意外に難しいものです。せっかく始めた新しいことは、ずっと続けて自分のものにしたくないですか?
長く続かない人の特徴
始めた事がなかなか続かない方は、自分はあきっぽい? と勘違いしていませんか? 実は物事が長く続かない人は、完璧主義が多いのです。ちょっと逆なイメージがありますが、物事を完璧に行いたいと思う人こそ、物事がうまくいかないと続けられなくなってしまうんです。始める前に、あれこれ空想し、「これをやってあれをやって」と頭の中で完璧に物事が出来上がって、いざ初めて見ると、物事はうまくいかず、「なんだ自分に向いていない」と諦めがちに。初めてのことに対して動き出すとき、物事はすべて自分の中にあるような気がしていたのに、思いのほか、やってみたらつまらなかったと思う人もいるでしょう。
長く続く人の特徴
逆に物事が長く続く人の特徴は、がんばりすぎない人です。ひとつの事に対して、ちょっとずつスキルをあげていく、という考えを持っているので、はじめから完璧を求めず、段階を踏もうとします。そのため確実に一歩一歩前進していけるので、気づけば物事がとても上手にこなせるようになっているのです。ちょっと失敗しても「まぁいいか」と思ったり「じゃー次は違う方法で」と、いろいろな方向からアプローチしていくので、失敗をも成功として取り入れていけています。
完璧を求めない
すべての物事に「絶対」というものがないように、完璧もないのです。さらに、新しい事を始めたら、その物事に対して、自分も1年生になった気分で取りかかれないといけません。たとえば新しく始めた習い事、ダンスやヨガ、ランニングなどでも、失敗やケガがあるかもしれません。失敗をしても、それは何かを間違えているから。それを修正していくために、学ばなければなりません。長く続く人の特徴は、失敗は自分の欠点として、それを克服したいと願い、軌道修正していきます。ここでやめてしまってはなにも続きませんよね。
ゆるーくがんばる
長く続かない人は、最初からがんばりすぎてしまいがちです。始めはちょっとやってみようかな? どんなかなぁーと感じながら、ゆるーくがんばってみることから始めてみましょう。そこで、自分が面白いと感じるかもしれないし、つまらなかったらそこで止めてしまっても良いのです。最初から理想通り勢いよく始めると、中途半端に始まって、中途半端に終わることに。自分の中で本当に面白い! と思えたものが見つかったら、そこからいろいろとがんばってみるのが、一番物事が続きやすいポイントです。