あんた、なんのために生きてんの!? 時にはいれてほしい「喝!」の言葉5選

2014.07.27

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ふわっとした優しい言葉が充満しているこの時代。「今の子は叱るとつぶれてしまうから……」と危惧されているせいで「大丈夫だよ」「頑張ったね」「期待しているよ」なんていう生易しい言葉しかかけてもらえないことに、不満を持っている若者もいるのではないでしょうか? 褒めてのばすとは言うけれど。「君ならできるよ」「すごいね」なんていう言葉じゃやる気がでない。安定は希望じゃない、現状を打破してもっと成長していきたい……! と目をギラギラさせている人もいるかもしれませんね。
そこで今回はそんなぬるま湯が大嫌いな「煽られたい!」という人に向けて、「喝を入れる言葉」をご紹介します。


喝フレーズ1:「甘ったれんな!」

家族や恋人、友達、会社……生活していくうえで、どこかで持っている依存心。「甘ったれんな!」という喝は、「私の生活を保証してくれるはず」「誰かが助けてくれるはず」という他力本願な自分をバサッと切り捨ててくれる潔い言葉です。誰かの人生を生きているわけではありません。自分の人生の尻拭いは自分でしなければならないことをハッと思い出させてくれるでしょう。

喝フレーズ2:「お前はその程度の人間か!」

「このままでも何も困らない」「とりあえず今がよければいい」そんなくったりとのびきった思考に喝を入れてくれるこの言葉。期待と煽りがブレンドされたこの言葉にぎゅっと胸を掴まれるのではないでしょうか? 文句や不満はたくさん言うのに、自分で行動はしない。甘えさせてくれる親や友達がいると、なかなかそこから抜けだせません。次第に「あー、自分はクズだけどクズのまんまでいいや」と自己嫌悪に陥ったまま変わろうとしなくなってしまいます。
「自分はこの程度」とは言っていても、人から「お前はこの程度」と言われると腹立ちを覚えるもの。イライラを行動力に変えられるといいですね。

喝フレーズ3:「負けんじゃねえ!」

「結果は気にしない」「頑張ったことが大事」など、一見したところ結果より過程を重視しているように聞こえるこの言葉。終わったあとに言うならまだしも、結果が出ていないうちに言葉にするのは単なる言い訳です。テスト前に目の下にクマをつくるほど勉強したのに、友達の前では「全然勉強してなーい」と予防線を張っていいのは高校生まで。大人が同じことをやってはいけません。一度きりの本気勝負でいきましょう!

喝フレーズ4:「お前なんかナンバーワンにはなれねえ!」

「ナンバーワンじゃなくても特別」「私or俺はかけがえのない存在」と個性重視の教育を受けたせいで変に勘違いしてしまいがちです。たしかに自分という存在は唯一無二、オンリーワンではありますが、それと「ナンバーワンになれないこと」は関係ありません。順位をつけられる場面で「私ってオンリーワンだからぁ」と告げるのは敵から逃げている証拠です。「ナンバーワンになれない」などと言い切られたら悔しいかもしれませんが、その悔しさをバネにナンバーワンを目指しましょう!

喝フレーズ5:「お前は一生そこで突っ立ってな!」

他の人たちがめきめきと成長していくなか、自分だけが取り残されるのはだれだって嫌なもの。できるならよりよく変化し続けたいと願うのが人間の本能ですよね。ずっと上を目指し続けるのは疲れてしまいますが、ずっと同じところに居続けるのも虚しいもの。代わり映えしない日々にスパイスとして注入してほしい言葉です。

「生きている意味」なんて誰もわかりませんが、「どうせ死ぬしぃ」「エリートになれないしぃ」などと腐っていても仕方ありません。どうせ死ぬならがめつく、貪欲に生きていきたいもの。時には身近な人にお願いして「喝!」を入れてもらうのもいいかもしれませんね。

2014.07.27

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko