サンダルの季節~女性に増えている「かかと水虫」思い当たる症状はありませんか?
夏は、サンダルを履いたりビーチに行ったりして素足になる機会が増えますよね。ストッキングで誤摩化せないぶん、素足になるのって緊張しますよね。
電車などに乗っていても他人のかかとって意外と目に入る部分。どんなに綺麗な女性でも、かかとがガサガサだと一気に幻滅してしまうという男性からの意見もちらほら。
保湿も角質ケアも念入りにしているのに、なぜかかかとが荒れてしまう……ということがあるのであれば、それはもしかしたらかかと水虫かもしれません。ただでさえ夏の時期は汗がこもったりして水虫が悪化しがち。水虫が白癬菌(はくせんきん)という菌のせいによるものということはご存知だと思いますが、水虫にもいくつかタイプがあるんです。
ロート製薬のHPによると水虫には大きく分けて以下の3タイプがあります。
1:趾間(しかん)型
足の指の間の皮が剥けるタイプ。じゅくじゅくしてしまう湿潤型と、赤く薄く剥ける乾燥型があるそう。特に湿潤型は赤みの程度も強く、細菌の二次感染により足全体が腫れてしまうこともあるそう。
2:小水泡型
足の裏やふち、指の付け根などにやや粘り気のある液体を含む小さな水泡ができ、やぶれると液が出てきて次第にカサカサになっていくタイプ。痒みはあったりなかったりする。
3:角質増殖型
足の裏全体、特にかかとの角質層が暑くなり、皮膚が硬くなる。痒みは軽く、見た目はひびやあかぎれを区別しにくい。足の裏全体に広がりやすく、放っておくと爪水虫になってしまう可能性も高い。
かかとにできる水虫に多いのは角質増殖型
水虫のイメージって、「水」という文字がつくこともあってじゅくじゅくしたり、湿気がたまりやすい足の指の間にできそうなイメージが強いですよね。かかとにできる水虫に多いのは、3の角質増殖型だそう。
かかとは乾燥でもガサガサになるので、水虫だと気付かないで放置して悪化してしまう女性が多いそう。また、保湿クリームをたっぷり塗ることが白癬菌の増殖に最適な環境を作ってしまい、余計に症状が悪化してしまうこともあるそうなんです。怖いですよね。
オススメはやっぱり皮膚科!
かかと水虫は痒みも少なく気付かず放置しがち。今は女性が手にとっても恥ずかしくないデザインの水虫薬もたくさん出ています。
ただ、自己判断は禁物です。水虫に似た症状でも皮膚炎だったり原因が違うこともあるのでやはりオススメは皮膚科。その場でピンセットで皮膚を少し取って顕微鏡で見るとすぐに水虫かどうか診断してもらえます。
症状によって、液体タイプの薬よりもクリームタイプの方が効果的だったりと適切な判断をしてもらえますし、市販の薬よりも皮膚科の薬の方が効き目も強かったりするので、足の裏やかかとの皮膚がおかしいなと思ったら、すぐに皮膚科にいくことをオススメします。
自分が見るよりも、他人に見られることが多いかかと。ついついケアを忘れがちな部位ですが、自信を持ってサンダルを履けるパーツでありたいですね。