キーボードとは違う味わい。ペンで記す「10年日記」始めませんか。
最近、日記を書いてますか? ブログをやっているという人も多いのではないでしょうか。ブログ、Facebook、インスタグラム等……SNSで毎日を綴る、それはとても素敵なことだと思います。かけがえのない日々を「何かの形で記録しておきたい」と多くの人が思っていることでしょう。
ペンで書いた字でその日がわかる
しかし、「公開されるもの」だとどうしても本音が書けないもの。公開できないようにブログを設定すれば良いのですが、キーボードだと自分との感情の間に少し距離が生まれてしまいます。
その点、ペンで書いた文字はその日の自分の心情が一目で分かります。
すごーく嬉しかった日は大きな文字で、イラストなんかもつけて、思いっきりはしゃいでる感じで記録すると、後から読み返した時に面白いかもしれませんね。イライラした日や、忙しい日は何となく字もがさつな感じになっているのかも……。そんな風に、「ペンで何かを書くこと」で自分の感情を客観的に見ることができます。
ちょっとアナログかもしれませんが、日記をペンで書くことは感情の調整にも向いているのです。
ずぼらな人にこそおすすめの10年日記
文房具屋さんや本屋さんなどで見かける「●年日記」というものがあります。ペンで書く日記があまり続かない……という人にこそ、おすすめの日記帳です。
3年日記、5年日記、10年日記などが定番ですが、10年日記がおすすめです。10年分の日々を記録することができます。
中を見ると、1日分の記録スペースが10分割されています。1年目、1番上のスペースが書き終わったら、2年目2番目のスペースに記入。
「1年前の今日は、こんなことをしていたのか~」としみじみ感じながら書くことができます。
10年日記は、他の年数の日記に比べても書くスペースがとても小さいので(3行程度)、日記が続かなかった人も続けられるかもしれません。
10年日記は、手作りしちゃってもOK
お気に入りのノートを買って、日記を作ってしまってもOKです。10年分書けるように行を調整するだけなので簡単に作れてしまいます。
日記スタート1日目は1ページ目からスタートし、毎日数行書いていくだけで10年日記が出来上がります。365ページ以上あるノートであれば、難しいことはありません。
または、ノートではなくルーズリーフでもいいかもしれません。その日のニュース記事やお気に入りの雑誌の記事を日記に貼付けたいのであれば、ルーズリーフの方が好きなようにカスタマイズできます。
ポイントはただひとつ、閏年のページを忘れないようにすること。
これで世界にたったひとつの10年日記を作ることができます。
嬉しかったことや今の悩みを、毎日コツコツ少しずつ記録していくうちに、「来年の今日は今よりも幸せかな……」「何してるかな……」などと想像も膨らんでワクワクしてきます。
面白いのは2年目から。「去年の今日、私は若かった……」など、振り返ることができるのも醍醐味なのです。
人間の寿命は、大体80年程度。
今日から日記をスタートしても、10年日記は5冊~7冊程度しか残らないんですよね。そう考えると、ますます人生を愛しく思えるし、大切にしたいと思えてきます。
素敵なおばあちゃんになるためにも、10年日記は有効かもしれません。