どう付き合う? 仕事場で常に怒ってるアノ人の攻略法
常にイライラカリカリ、なにかにつけて文句を言う、いつでもどこでも、人がたくさんいる場でも、一度スイッチが入ったらマシンガンのように怒る上司や同僚、あなたのまわりにもいませんか?
常に怒っている彼らのような人種には、必要以上にかかわらないでおくことが一番ですが、仕事上の付き合いにおいてはそうも言ってられないのが社会人というもの。となれば、お怒りモードを回避するテクニッックが必要です。
今回は、職場で怒っているあの人に、すぐにでもできる攻略法をご紹介したいと思います。
怒りのターゲットではないことを示す
誰にでも怒っているように見えて、怒られているのはいつも同じ人……。常に怒っている彼らも、その矛先はきちんと定めているよう。
過去に「怒ることで相手が思うように動いた」という経験から、特定の人に対して特に怒ってしまう彼ら。その場を収めたいあまりに思わず謝ってしまいがちですが、必要以上に謝ることは「怒れば言うことを聞くやつ」と認識されてしまうよう。そうなれば、事あるごとにターゲットの矢がこちらに向いてくるのは必至。
そんな彼らには、あなたが「怒りづらい人」と認識させることが必要です。
正当な理由を主張することはもちろん、動揺する、慌てるといった非言語コミュニケーションと呼ばれる行動は、怒り慣れている彼らには火に油を注ぐようなもの。彼らのようなタイプには、堂々と胸を張って話を聞く、深く頷いて納得したそぶりを見せる、「○○さんに言っていただけて良かったです。勉強になりました」と、毅然とした態度で挑めば、なんだか拍子抜けしてしまい、すぐに怒りが収まるようです。
タイプ別、常に怒っている人の攻略法
常に怒っている彼らの中にも、さまざまな怒りの種類があるようです。
その中でも、特に社会でよく見るタイプ別の攻略法をご紹介します。
威厳を保ちたい「威張りんぼ」タイプ
仕事ができる(と自分で思っている)タイプに多いのが、このタイプ。怒りで相手をねじ伏せ、それによって達成感を感じるタイプの彼らには基本的かかわらないことが一番ですが、厄介なことに彼らは仕事ができると思っている分、おべっかや上司に取りいるのも上手。事実と違う報告を上司にしたり、ミスを人のせいにしたりと、なにかとくせが悪いもの。
そんな彼らには、「○○さんのおかげであの案件が通りました。次の案件はこうしたいと思うのですが、よろしいですか?」と、一度持ち上げてから、自分の意見を「相談する」風に話すと、気分が良くなるようです。
責任を負うのが嫌な「ビビリ」タイプ
部下のミスは上司のミス、しかし彼らは責任を負いたくないあまり、事あるごとに報・連・相を強要する小心者。しかも、ミスをしたときには自分にかる責任の分まで怒り散らすのでたちが悪い。
そんな彼らには、ほんの些細なことでもいいので、報・連・相をしつこく行うこと。メールやラインでもOKか事前に確認をとり、彼らを安心させておけば、万が一の時もリスクが少なくて済み、怒りも最小限に抑えられるでしょう。
仕事に対する姿勢はそれぞれなので、このような人たちを変えるのは無理難題。しかし、こちらの態度一つでその怒りを回避できることも可能です。
いつも怒っている職場のあの人がやってきたら、ぜひこの攻略法を試してみてくださいね。