PMS? 食欲が多いあなたはマグネシウム不足かも? ミネラル補給のススメ

2014.06.10

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PMSの症状として、ほとんどの女性は、イライラを経験していると思います。女性のホルモンバランスが動き出す排卵期を過ぎると、どうしても体が不調気味になり、心もバランスをとりにくくなります。しかし、その不調によるイライラなどは、ミネラル補給を行えば、自分でコントロールすることができるようになります。


イライラの原因はホルモンバランスの崩れ?

PMSの症状だからしかたない、とあきらめるのは早すぎます。ホルモンバランスのせいにしてしまうと、いつまでたっても、毎月毎月つらい思いをすることになってしまいます。不足した栄養、ミネラルを補うことで、イライラ防止につながるので、今からでも対策を取ってみてください。排卵期を過ぎると、必要なミネラルが必要以上に使われるため、ミネラル不足に陥ります。そのため、この時期は不足したミネラル補給が必要になってきます。

イライラを和らげるマグネシウム

マグネシウムは、普段の食生活の中でも比較的取り入れやすいミネラルですが、PMSの症状が出る排卵期に差し掛かると、だんだんと不足してきます。血中にあるマグネシウムが不足しだすと、イライラしだし、そのイライラで余計に気持ちが落ち込むなど、負の連鎖に陥ってしまいます。マグネシウム自体、神経系に働きかけ、イライラした気持ちを落ち着かせてくれる大切なミネラルです。また、カルシウムなどのミネラルと相反した性質を持ち、一緒に取り入れることで、カルシウムの最大の特徴である骨の形成を助けていきます。そのほか、高血圧や糖の代謝にも働きかけるマグネシウムは、とても大切な存在です。そのため、マグネシウムが不足するだけで、体の循環機能が思うように働かず、イライラの原因をさらに倍増させていきます。

マグネシウムで筋肉緩和

PMSの症状だけでなく、月経中でもマグネシウムはきちんと働いてくれます。子宮の筋肉が収縮しやすい生理中の時期は、マグネシウムの助けにより、筋肉の緊張を緩和していきます。そのため、生理痛などに悩むかたも、排卵期からマグネシウムを多めに摂取しておけば、生理痛緩和にも役立ちます。また、マグネシウム自体を摂取しすぎても、体外に排出されやすいため、多めに取っても問題ありません。

マグネシウムは排出されやすいから必要

普段の生活の中でも、せっせとマグネシウムは働いてくれていますが、ちょっとしたことで、マグネシウムは体外に出て行ってしまいます。ストレスが多かったり、添加物ばかりの食事もマグネシウムが多量に使われてしまい、せっかくの体内への効果が、半減してしまいます。また、運動などにより、汗がたくさんかくと、汗とともに外へと排出されてしまうので、運動をしている人もマグネシウムはしっかりと摂取しておきましょう。

どんな食品にマグネシウムが含まれているのか?

ほとんどは海草などに含まれていますが、その他、ナッツ類など、アーモンドやピーナッツに含まれています。また、日本人には欠かせない納豆など豆類にも含まれているので、比較的摂取しやすいかもしれません。それでもたくさんの量はとりにくいかもしれないので、PMSの症状が出始める時期は、豆類を多めに、さらに食生活が不規則な人は、サプリメントなどで補うのもよいかと思います。不足しやすいミネラルはしっかり取って、PMSに備えてくださいね。

2014.06.10

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。