女として生きるってとてもタフなんです! スーパー女性弁護士による人生アドバイスで、世の中スマートに渡っていこう!
学生のときは何となく毎日楽しかったけど、社会に出て20代半ばも過ぎると、人生いろいろ大変だなと思うことがたくさんあります。仕事に恋愛、結婚や出産、いろんな選択があるだけにかえって迷うことも……。そんな悩める女子に、オーストラリアのスーパー女性弁護士、エリザベス・ブローデリックさんのアドバイスをご紹介したいと思います。
彼女はおもに性差別の分野で女性の権利を守ることに活躍しており、また積極的にチャリティにも貢献しています。その活躍は女性誌でもクローズアップされているほど。人生の先輩から心強いメッセージを受けとりましょう。
理想像がきちんと見えていなければ、それに近づくことはできない
“こうなりたい”という理想があるなら、それをより具体的にビジュアル化していくことが大事。どんな女性になりたいのか、どんなふうに生きていきたいのか、キャリアでもプライベートでも目標とする人を持つようにするとよいでしょう。そうした人たちから、インスピレーション(ひらめき、刺激、感化)をたくさん受けて、自分の人生にも反映させるのです。
小さなことでもおろそかにしないで。
若いときほど、地道なプロセスを飛び越えて、派手な結果ばかり気になります。数か月で結果が見えないと、簡単にギブアップしたり……。でも一見たいして重要そうでないことの積み重ねが、大きな違いとなって表れることがあります。日々の業務、毎日淡々と片付ける家事、小さなことや地味なことをけっしておろそかにしないで下さい。毎日地道に続けることで得られる大きな成果がきっとあるはずです。
幸せは“目標”ではなく、“副産物”に過ぎない
自分にとってかけがえのない大切な何かに打ち込んでいれば、結果にかかわらず少なくとも自分自身は納得できる“幸せ”を感じられるはず。よく、お金持ちになったり、恋人ができたりすることを“幸せ”と思う人もいますが、それはあくまで結果論にすぎません。幸せを自分自身のなかに見出すことができれば、表面的な“結果”にとらわれず幸せを感じられるようになります。
ファッションを自分を表現する“ツール”として利用する
はっきり認めましょう。女性は男性以上に外見で判断されることがはるかに多いのが現実です。ですから、好きなものを選べるプライベートだけでなく、とくに仕事面でのファッションは自分を表現する“ツール”と心得ましょう。初対面の人と気楽に打ち解けてもらいたいシーンなのか、あるいは重要な商談をまとめる決断力の求められるシーンなのか、その場にいる人たちの期待や思惑、今時分が演じるべき“役割”はなにか冷静に分析することが求められます。