消費増税や燃料費UPで電気料金大幅値上げ……今日からできる“努力しない節電”5つ
消費税が8%に上がったことに加え、燃料費の高騰で電気料金も大幅に値上げされそうです。筆者のお家にも電力会社からの悲しい通知が……。これはなんとか対策をとらねば! そこで今回は電気代を少しでも節約すべく、今日からすぐにできる5つのことをご紹介します。
エアコン
これからの季節、家電の中でも最も電力を消費するのはやっぱりエアコン! 夏の間は、家庭の消費電力の50%以上をエアコンが占めています。まずは設定温度から見直しを。冷房は設定温度を1度上げるだけで10%も節電の効果があると言われています。また冷えたら切る、暑くなったらまたつける、とこまめにオンオフを繰り返すよりも、自動運転でつけっぱなしにしておく方が経済的。
空気を循環させるサーキュレーターや扇風機も合わせて使えば、お部屋全体の空気を冷やす効率がグンとUP。冷たい空気は下の方に留まるので、風を下に向けておくのが効果的です。(※体力のないお年寄りや小さな子供は体温調節が苦手です。節電だからといって無理は禁物! まずは体調管理を第一に考えてくださいね。)
デスクトップよりノートパソコン
ノートパソコンの使用電力は、デスクトップパソコンの約半分と言われています。両方持っている方はノートパソコンを使うようにすると節約につながるかも。また、ノートパソコンはプラグを差しっぱなしにするよりも、バッテリー駆動(コンセントに差していない状態)のほうが電力を節約できます。画面の明るさも大きな節電ポイント。明るさを100%から40%に変更すると、20%程度の節電に。一定時間使わないとスクリーンが暗くなるディスプレイのスリープも短時間に設定しておきましょう。
テレビ
「待機電力がもったいない! 使わないときはコンセントからプラグを抜いて」なんて言われていますが、プラグを抜くと番組表がおかしくなったり、録画の予約も消えてしまう……なんとも面倒くさいですよね。実際には最近のテレビは主電源を切れば、プラグを抜かなくてもほとんど待機電力はかからないものが多いんだとか。それよりも気をつけるべきは音量や画面の明るさ。買ったときのまま設定を触っていない……なんて方は是非設定を見直してみて。画面の明るさは「鮮やか」「はっきり」などのモードより、「標準」や「おまかせ」モードの方が消費電力は少なめ。音量も必要以上に上げないよう気をつけましょう。
冷蔵庫
冷蔵庫の節電には“冷却効率UP”が鍵。庫内に温かい空気が流れ込まないようにドアの開け閉めの回数をなるべく減らしましょう。冷蔵庫に物を詰め込みすぎると、冷却効率のダウンに。冷蔵庫の中はすっきり整理整頓しておけば、食品の使い残しも防げます。冷凍庫にはある程度物が入っていた方が効率的。入れる物が少ないときには保冷剤などで隙間を埋めて。
トイレ
便座を温める機能がついているものは、ふたを閉めないと便座から熱が逃げて行ってしまいます。使い終わったら必ずふたを閉める習慣を。夏の間は温度が高くなくても快適に使えます。温水、便座の設定温度を低めに変更し、節電モードに切り替えましょう。
ほんのちょっと見直しで、値上げ分は節約できるかも? ストレスにならない節約生活を目指してくださいね。