30代こそ好きなことに突っ走りたい3つの理由

2014.05.19

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30代というと仕事や子育ても忙しくなり、自分のことに時間をかけているヒマがないように思えます。約半年で筆者も30代に突入しますが、20代で生(自身の出産)と死(身近な人の死)を目にして思うのは、「30代こそ自分の好きなことに突っ走ろう」ということ。意外なようですが、その理由を3つご紹介します。

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1:野生の人間の寿命は30~40才

人間が野生で生きた場合、その寿命は30~40年と言われています。昔なら、まさにアラサーは老後……。現代では働き盛りですが、それでも体力の衰えは無視できません。「40歳でガクッときた」と語る親世代の言葉を耳にした方もいるのでは?
「やりたいことは後でやろう」と思っても、常に“今日が1番若い日”。これからの私たちの体力は落ちる一方で、後からでは“気力はあっても、体がついていかない”可能性が高くなります。やりたいことは今こそやるべきでしょう。

2:40代は自分の更年期、子どもの多大な学費、親の介護などが重なる

「30代は仕事や子育てで忙しい」といっても、40代はさらに忙しくなります。自分は更年期になり、高校生~の子どもの学費は莫大ですし、親の介護が始まる人も出てきます。
実は“お金も、時間も、体力もある”のは、むしろ30代。20代より減るように感じますが、“40代の自分”“50代の自分”から見れば、十分ある方です。過去と比較して「これしかない」でなく、未来から見て「これだけある」と考えてみましょう。

3:やろうと思えば何とでもできる若さがある

30代なら、「やろうと思えば何とでもできる年代」です。子どもが生まれても、保育園・幼稚園に通い出せば時間ができ、学費も多大にはかかりません。親もまだ介護要らずな人が多いでしょう。
何より自分自身の体力があり、多少の無理がまだきく年代です。

「できない理由」より「できる方法」を考えよう

いかがでしょうか。考えたくはなくても、40代以降は自分の体力の衰えと更年期が、顕著に出てきます。20代でさまざまな経験をした分、30代は自分の好きなことに特化して、時間を費やしましょう。
30代こそ“時間は作るもの”と身に染みるでしょう。体力があるので、時間は自分で作れます。できない理由よりはできるための方法を考え、短い時間でも優先順位を決めて大切に使いましょう。
子どもができれば、自分が好きなことをしていると、子どもの目も気になるでしょう。ただ、子どもは親の背中を見て育ちます。“自分が生きるように子どもも生きる”と考えてみましょう。
どんな30代を過ごしたいか、皆さんのヒントにもしてみてください。

2014.05.19

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/