どうしても眠れない夜に試してみる、2つのマインドコントロール方法
眠れない夜を経験したことのある人は多いのではないでしょうか。考えごとをしていたり、なにか気になることがあったりすると眠れなくなることが多いようです。心理的な要因が無くても、日中の緊張状態が夜まで続いてしまって眠れないということもあります。また疲れすぎて眠れない、といったケースもあるようです。
「眠れない」という事態はいつやってきてもおかしくないのです。
そんなとき、「早く眠らなくては……」と焦れば焦るほど、眠気は遠ざかっていきます。特に、大切な予定を控えた前日に眠れないのはかなり辛いですね。
横になって何度も寝返りを打って、羊を数えて、音楽を聴いて、アルコールを飲んでみたりして……。しかし何をやってもどんどん目が冴えていくばかり、気づいたら朝になってしまっていた! というパターンは最悪ですね。
眠くなるための対応策はいろいろとあるようですが、実際に筆者が試して効いたものをご紹介していきます。
1.「1秒寝る」をイメージする
授業中など、退屈な話を聞いてどうしても眠くなってしまったことは絶対にあるはず。
眠気に負けてしまい、首ががくんと落ちる、あの感覚……そのイメージを思い出して、布団の中で目を瞑ります。
そして「長く眠らなくても良い、1秒ずつ眠ろう」と考えてみましょう。
変な焦りが消えてリラックスできるようになります。そうすると、しばらくして勝手に眠りに落ちていることが多いです。それでも、どうしても眠れないというときは
「1秒ずつ、すこしずつ寝て体力回復しているから大丈夫」
と考えてみましょう。
授業中、15分ほどこっくりこっくり船を漕いでいたら、すっかり眠気が取れて元気になったという人は多いでしょう。
「1秒寝る」というのは実は大きな効果があるのです。大切なのは、焦らずリラックスして一晩横になること。目をつむって横になっているだけで体力はかなり回復しています。
実際筆者も、一晩中眠くならず朝を迎えてしまったことがありますが「1秒寝る、という行為を蓄積していこう……」と考えながら横になっていたら、翌朝は結構頭がスッキリしていました。普通に会社に出社し、大きなミスも無く1日を終えることができました。
とにかく「眠れない」ことに焦ってはいけません。1度眠れないと、恐怖体験として脳に刻まれてしまうことが多いようです。「また眠れなかったらどうしよう……」という無駄な緊張がまた眠りを邪魔してしまいます。いつかは必ず眠れます。大丈夫です。
2.「眠くなくてラッキー」と考えてみる
皆が寝ているときに起きていられるのです。眠っている人たちに差をつけるチャンスです。ただし、そこで起きて何か行動に移すのはおすすめしません。
やはり、夜は身体を休める時間。横になり、目は瞑っておきましょう。
では、何で差をつけるのか?
それは「ポジティブなイメージを思い描きまくること」です。
人間は、明るい考えや理想を具体的にイメージしていれば自然にそれに近づけるもの。スポーツをやっているとき、不安になるとうまくいかなくなったりしますよね。逆に、絶対うまくいく、と考えると不思議と好プレーを連発できるものです。
次の日が大切なプレゼンを控えているのであれば、大成功している姿を具体的に妄想してみましょう。ほかにも、未来の自分の姿をワクワク具体的に妄想してみるのです。
そのうち本当に眠ってしまっていることがよくあります。
朝まで眠れなかったとしても、充実した一夜になること間違い無しです。
周囲の人には「昨日は眠れなかった」ではなく「昨日は良い夢を見た」とでも言ってみましょう。眠れない夜をポジティブで楽しい時間に変えることができます。
とにかく、眠れないという事態をあまり重く受け止めず、「いつかは眠れるさ」と考えて明るく過ごすことが大切です。
筆者自身、会社員時代に眠くならなくて苦しんだ経験があります。
そこでこの2つは効果てきめんでした。
ぜひ、試してみてくださいね。