外見? それとも中身どっちが大事?? “インナー・ビューティ(内面の美しさ)”が大事なこれだけの理由
よく“外見よりも中身が大事”なんていいますが、その“中身”ってなかなか他人からは分かりづらいものですよね。外見はファッションやメイクで自分のなりたい方向性にもっていくことができますが、中身となると“生まれ持った性格だから……”なんて開き直ってしまいたくなることもあります。
“中身が大事”という場合、それはその人の内面の美しさ=“インナー・ビューティ”ということもできると思います。内面の美しさというとますます、手が届かないもののように感じますが、それがどうして大事なのかまとめてみました。
“インナー・ビューティ”は人を惹きつけるマグネットに
どんな美人でも性格が悪かったり、見栄っ張りなだけだったりすると他人は離れていきます。一緒にいて寛げる気持ちになれる人、そんな人は外見に関わらず心に“インナー・ビューティ”を持っている人といえます。他人の心の動きに敏感で、思いやりのある人こそが内面の美しさを持ち合わせている存在。同性のみならず、異性からも魅力と感じられるのはやはり“インナー・ビューティ”を持っている人です。
“インナー・ビューティ”は年をとっても衰えない
女性はとにかく見た目での評価ばかり気にしがち。だからこそ年をとるのを恐れ、いつまでも若くきれいでいたいと外見にこだわる気持ちが強くなりがちです。でもそうなると、年をとっていく自分を受け入れられず、否定的な気分になっていきます。“インナー・ビューティ”はむしろ逆、自分のなかに確固たる美の基準を持っているため気持ちがブレません。それどころか、内面の美しさは年齢を重ねることにより磨かれていきます。生きている間に経験するあらゆることを受け止め、そのなかに幸せを見出そうとするなかで、自然や他人に対してもより愛情を感じられるようになるでしょう。“インナー・ビューティ”を持っている人は、年をとることを恐れるどころか、ますます楽しみに、前向きに生きていくことができます。
“インナー・ビューティ”は心の平穏につながる
“インナー・ビューティ”はどうすれば自分のなかに育つのでしょうか。それにはまず自分自身を愛おしむこと、そして他人にも優しく寛大になれることです。そして世の中の価値観に流されず、自分なりの価値観を持ち判断を下していくことが大切。友だちの意見になんでも同意したり、話題に取り残されないようにただひたすら情報を追いかけるだけでは“インナー・ビューティ”は身につきません。
具体的ななにかがないと分かりづらいという人には、ヨガや瞑想といった“行為”を通じて“インナー・ビューティ”を高めるのがおすすめです。静かに自分の体と向き合うことで、心の動きにも敏感になっていきます。心のなかに、焦り、嫉妬、不安、怒りといったネガティブな思いが芽生えないように、また芽生えてもそれに飲み込まれず受け流すメンタリティを鍛えるようにしましょう。それが心を平穏な状態に導いていってくれます。