「運が良かっただけ」は逆効果? 周囲の嫉妬から逃れる賢い方法2つ
仕事や恋愛でうまくいっているときに、純粋に応援してくれる人は実は少ないです。信頼関係が築かれていれば素直に喜んでもらえますが、そうもいかないもの。多くの場合あなたより自分にベクトルが向き、「何であの子でうまくいって、私はうまくいかないの」と嫉妬を買うことも多いのです。
嫉妬を恐れて「いや私なんて」と自己卑下したり、「運が良かっただけ」とコメントする女子もいますが、実はそれは逆効果。周囲の嫉妬から賢く逃れるための方法をご紹介します。
まずはよくやりがちな間違い2つをご紹介します。
「私なんて」の自己卑下は一生同じことの繰り返し
「いや、私なんて」と自己卑下は、逆効果。嫉妬心自体は、「自分とはかけ離れた人」には抱けない感情です。たとえば芸能人のスタイルや生活を見ても、単純に「すごい」としか思いませんよね。嫉妬は「私と似たような子なのに、もしくは下だと思っていたのに」という要因でされるものなのです。
そこで自己卑下しては、また同じことの繰り返し。今だけでなく、これからもずっと「嫉妬⇔自己卑下」を繰り返し、マイナスの気力を使うことになります。友達同士なら健全な付き合いではありませんし、会社仲間でも疲れますよね。
「運が良かっただけ」は的外れ
「運が良かっただけ」というコメントもあります。しかし聞いている人からすれば、どこか的外れな印象。コメントが的外れだと「謙遜している」というのがバレバレ。余計嫉妬を買う要因になります。
では、どうすればよいのでしょうか。
短期的には……関係者を褒める
短期的に嫉妬から逃れるためには、関係者を褒めましょう。例えば仕事がうまくいったら「協力してくれた同僚のおかげ」「アドバイスをくれた上司のおかげ」、恋愛なら「彼のおかげ」、子どもを褒められたら「子どもがすごいだけ」など。
関係者を褒めれば、嫌味に聞こえません。また「自分なら自慢するのに周囲に感謝できるなんて」と、「自分とは少し違う存在」として嫉妬心を減らせます。
長期的には……自分の信念を守る
上記でも述べたように、あなたが「自分同等、もしくは自分以下」の存在である限り、嫉妬は続きます。そのフィールドから抜ければ、嫉妬もなくなります。
そのためには、自分の信念を守りましょう。好きな仕事や趣味に打ち込み、それについて語る。もしあれば資格取得や、副業をはじめるなど形にする。成果の出せるものなら、成果を出せるまで努力することです。
1つでも自分の信念を守れば、即座に周囲はあなたを「ちょっと変わった人」と思い、同じフィールドから外してくれます。この数が多くなると「変わってるから分かり合えない」と距離を置かれますが、1つや2つなら普段付き合いもでき、なおかつ嫉妬の対象から外れます。
言い方を変えれば、「嫉妬の対象にしない理由を作ってあげる」ということですね。自分も好きなことができるし、嫉妬もされないので、ある意味一石二鳥。自分らしい毎日を過ごすためにも、変わった人になってみることをお勧めします。