本当は気づいていないだけ! 平凡だけどみんな平等に与えられている“幸せ”に目を向けてみませんか?
“幸せになりたい!”と誰もが思い、その“幸せ”をつかむために努力し、ときには体調を崩すほど頑張ったりしています。でも皮肉なのは幸せになるためにもがけばもがくほど、“幸せ”そのものを実感できないというジレンマ。
仕事、結婚、子ども、あらゆる方面でまんべんなく“幸せ”を手に入れることはじつは途方もなく大変なことです。それよりももっと自分自身のなかに幸せを見つけてみてはどうでしょう? あまりにもありきたりすぎてついつい見過ごされがちですが、じつは誰にでも平等に与えられている“幸せ”はたくさんあるんです! そんな幸せのヒントをご紹介しましょう。
気がつけばいつも自分を包んでくれる空を見上げてみよう
悲いしいとき、疲れているとき、落ち込んでいるとき……。そんなときは頭上に広がる空を眺めてみましょう。雲が刻々と姿を変えながら流れていく空は、誰でもいつでもみれる自然の大パノラマ。吸い込まれるような青い空や夕焼けのグラデーションの美しさを見ていると、自分の悩みがいかに小さなものか、気づきます。大都会に住んでいたとしても、身近に、いつでも眺められる空から癒しの力をもらってみましょう。
意識しなくても、自分のなかに受け継がれている、親からもらった習慣
親元を離れ、ひとり暮らし、あるいは結婚しても、ふとした自分の習慣が親とまったく一緒だったりすることに気づきませんか? 朝起きてまず一番にすること、ご飯の食べる順番、いつも見るテレビ番組、などなど。そんな小さな習慣が積み重なって、あなたという人間が出来上がっています。自分のなかにそうした親の影を見つけたら、きっと“つながり”を実感するはず。それは実体はなくても、たしかに感じられる親からの“プレゼント”です。
シャキッとした朝の空気感で気持ちが引き締まる
なんとなく不満が募ったり、なにもかもうまくいかないと感じるときはいつもより早めに起きて、凛とした早朝の空気に触れてみましょう。きっとネガティブな気分を吹き飛ばしてくれるはずです。忙しくてなにかに追われているような生活の人は、いっそこの早起きタイムにやるべきことを全て済ませてしまいましょう。生活の停滞感を一掃し、もっと前向きになるきっかけを与えてくれるのはすこし冷たくて、新鮮な早朝の空気感です。
“お茶の時間”で心身ともにエネルギーチャージ
日本には独自のお茶文化がありますが、英語圏でも疲れたとき、心が弱っているときはとにかく“お茶を一杯”というのがルールです。濃い目の紅茶にたっぷりミルクを入れたり、ハチミツで甘くしたり、優しい味はとにかく凝り固まった心をほぐし、素直な気持ちにさせてくれる強い味方。なにはなくともこれさえあれば幸せーと、ほっこりした気分になります。1日に最低1回はこうした“お茶の時間”をとるようにすると、いいですよ。