大人女子のひとり遊びガイド Vol.1春を感じるしっとりお花見
健気に頑張る大人女子のみなさん、世間の荒波にもまれる毎日の中でふっと息を抜きたくなる瞬間が多々あるのではないでしょうか。そんな女子たちの心がちょっとでも楽になり、明日も頑張って生きていく力になる「ひとり遊び」をいくつか紹介していきます。今回は、この季節しか楽しむことのできない「ひとりお花見」についてです。
メジャーな場所を避ける
代々木公園、目黒川、上野公園、千鳥ケ淵……そんなお花見のメッカに単独で足を踏み入れるのは言わずもがな自殺行為です。そんな場所で家族連れやカップルで来ている知人に合ったときの気まずさと言ったら……想像するだけで恐ろしい。ひとりを楽しむコツは「人混み」や「騒がしい場所」を避けることが第一です。
狙い目なのは、近所の緑道や大学構内
近所の有名でもない道にそう言えば桜が咲いていたな……。お年寄りや近所の人たちがベンチに座ってのんびりしている、そんな場所がひとりお花見のベストスポットです。例えば、碑文谷にある立会川緑道、三軒茶屋の北沢緑道など。案外見事な桜は人知れず咲いています。また、一般のお客さんの出入りが許可されている大学構内にも穴場スポットが多いもの。東大駒場キャンパスの校庭ちかくにあるしだれ桜は4月半ばころから見ものです。
食べやすい好物を持参
お肉屋さんで買った美味しい唐揚げとビール、有名店のいちご大福とカフェラテ、など誰がなんと言おうと私はこれが好き! という食べ物・飲み物を持参してください。たちまち極上のお花見タイムが味わえます。ポットにお気に入りのブレンドティーを入れて持参する、なんてのも通ですね。
桜をめでるのは短時間
春先の気温は変わりやすく、ちょっと油断すると日がかげって風も冷たくなってきます。身体が冷え切ってトイレに行きたくなったけど近場になくて右往左往、なんて事態にも陥る危険性もあります。また、あまり長時間ひとりで同じ場所にいると「あの人は一体なにをしているのか」という好奇の視線にさらされることがなきにしもあらず。桜を見ながら食べて飲んで、ほっと落ち着いたらすみやかにその場を去るのがベター。
みんなでワイワイもいいけれど、たまにはひとりでしっとり桜に酔いしれるのも、大人女子ならではの楽しみ方かもしれません。