「知らない話題になると会話が弾まない人」がしているNGな聞き方2つ

2014.04.28

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上司や後輩、異性や価値観の違う友人だと、合う話が少ないのがネック。知らない話題をされても、イマイチ会話は弾みませんよね。「『知らない話題』や『価値観の違う相手』のせいだ」なんて思っていませんか。
実は自分の聞き方次第で、知らない話題でも会話はドンドン弾むようになります。あなたが知らない間にしているNGな聞き方2つと、どうすれば知らない話題でも会話が弾むようになるかをご紹介します。

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1:「共通の話題・共通の価値観」を求めてしまう

会話中、「相手との『共通の話題』『共通の価値観』を探す」ことばかりにこだわっていませんか? 冷静に考えれば、世代や価値観の違う相手なら“知らない話題が99%”。価値観も同じ相手を探す方が難しいですし、すべて価値観が同じ人もいませんよね。
それなのに自分との共通点を求めてしまうと、“自分と違う”点ばかりが目立って気になります。何の話でも「この人は自分とは合わない」ことが1番印象に残り、心を閉ざしてしまう。結局ほぼノーコメント・ノーリアクションで、話が弾まない状態になってしまうのです。
会話をするときには、「自分が知っているか・知らないか/自分と合うか・合わないか」にこだわるのは止めましょう。誰であれ、「知らなくて当たり前、違って当たり前」です。

2:聞き手なのに「会話の主役が自分」になっている

上記のように「自分と合うか・合わないか」と考えながら話を聞く人は、“会話の主役が自分”になっています。
一見自分がただ話を聞いているだけでも、あなたの脳内では“自分を軸に相手の話を聞きながら分別”している状態。話の主役はあくまで自分なので、「私は知らないから」「私にはよく分からないから」としか思えず、リアクションに困るのです。
会話の主役は“話をしている話し手”ですよね。相手の気持ちに寄り添い、相手を主役にして話を聞く姿勢を持つと、自然なリアクションや質問も出てきます。

「違いを楽しめるオトナ」になろう

知らない話題や違う価値観は、「面白がる」ことをお勧めします。学生の頃までは“自分と同じ人間”を追い求めるものですが、社会人になれば、周囲は自分と違う人だらけ。自分とは同じだと思っていた女友達も、自分とは違うライフスタイルを送るようになりますよね。
オトナになる定義はいくつもありますが、その中の1つとして「違いを楽しむ」こともあげられるでしょう。自分とは違う人を排除していては、視野も狭くなり、誰と話すのも辛くなるばかり。仕事もうまくいきません。逆に楽しんでしまえば、自然と知らない話題も興味深くなり、質問もドンドン出てきます。自分と違う人とうまくやっていければ、人間的にも、仕事でも成長するでしょう。
知らない話題が出たときこそ、面白がって話を聞くことを心がけておきましょう。

2014.04.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/