冷えは不妊の元！ 私生活の冷えをなくして授かり体質を目指そう

冷えは女性にとって大敵と言われていますが、大きく影響してくるのが妊娠力。そう、冷えは妊娠の大敵です。冷えを改善しただけで授かり体質になったという方も数多く……。今回は身体を日常生活の中で温めて妊娠に近づく冷え解消方法をお伝えいたします。

冷えが不妊に繋がる理由とは？

なぜ冷えが不妊に繋がるのかというと、体が冷えることによって血液の巡りが悪くなることはご存知だと思いますが、実は妊娠をするために欠かせない女性ホルモンはその血液によって運ばれるため、体が冷えること＝子宮や卵巣にホルモンが届きにくくなるということに繋がっているのです。大切なホルモンが運ばれなければ、子宮や卵巣は正常に機能しないため、妊娠しにくい体になってしまいます。自分は冷え性だ、手先が冷えている、冷たいものが大好きだ……少しでも自覚があればさっそく改善を目指してみませんか？

毎日の生活で冷えを取り除こう！

1…季節問わず子宮周りは温める

冬は厚着をして冷えを防ぐことができますが、これからの季節は春夏とどんどん薄着に……。また体を引き締めて見せようとガードルなどの矯正下着も流行してくる時期です。薄着で冷えるどころか、矯正下着は血液の巡りを悪くして冷えの原因に。特に子宮や卵巣のある下腹部を締め付ける服装は厳禁、そして春夏でも腹巻など子宮周りだけは温めておきましょう。

2…冷やす食べ物はほどほどに……

外から体を温めても冷たいものを中に入れてしまっては内側から冷やしてしまい、意味がありません。食事の際はなるべく温かいもの(生野菜ではなく温野菜、冷たいうどんではなく温かいうどん等)、加熱をしたものを摂るようにしましょう。また、冷たい飲み物も同様に控え、ホットか常温で。妊活中であればチャレンジ中や生理前後の冷たい飲み物は控えた方が良いでしょう。水分の摂りすぎも体を冷やすためほどほどに。

3…お風呂はゆっくり浸かってリラックス

妊活中は特に精神的ストレスや不安になったりと、余計授かり体質から遠のいてしまう場合も。そんな時にはゆっくり入浴を。お風呂は心身をリラックスできるうえに、冷えを解消するには最高の場所です。お湯の中で手足をグーパーと広げてみたり頭皮をマッサージすると、血の巡りがよくなりさらに効果的です。

4…ストレスは感じたら解消する

ストレスフルな状態は交感神経が緊張している状態で、これが続くことで血液の巡りが悪くなり冷えに繋がるほか、ストレスで増える活性酸素で子宮の老化に繋がったり月経不順に繋がったりと良いことなどありません。しかしストレスは目に見えるものではないため、難しいところですが、不安やストレスを感じたらその日のうちに解消するように心がけましょう。家族に話したり、今の不安や感じているストレスをノートに書いてみるのも◎。感情を表に出すことはとても大切です。

体を冷やさないことは簡単なことのように思いますが、意外と日常生活の中で体を冷やす行為をしてしまっている方は多いものです。このように日常生活で冷えと関係していることはたくさんあります。改めて見直して授かり体質を毎日の生活の中で育てていきましょう。