幸せを測るほんとうのモノサシって何? 新しい“幸せのカタチ”について考えてみよう。
世の中の多くの人が「もっと幸せになりたい、なれるはず」と思いながら生きています。でも一口に“幸せ”といっても人それぞれ、いろんなカタチがあるはず。それなのに私たちは、「外見」「お金」「ステータス」といった分かりやすいもので幸せ度を一方的に判断してしまいがち。でもそうではなく、自分自身の価値観と基準で“幸せ”をはかってみることが必要なのではないでしょうか。
20代から30代にかけて、女の“幸せ”は大きく転換しやすい
女の生き方として考えてみると、20代と30代とではライフスタイルにも大きな変化があります。20代の頃はファッション、恋愛、仕事、結婚生活などに優先順位がおかれ、自分の楽しさを追求しやすい時期。でも30代に入り、結婚、育児、仕事と家庭の両立などのウェイトが大きくなってくると、ライフスタイルを変えたり、自分にとっての幸せの意味について考え直す機会も多くなってきたりします。
・結婚相手との生活、本当にこのまま続けていっていいの?
・20代は仕事優先の生活だったけど、30代に入って急にむなしくなってきた
・子どもが欲しいと思うけど、いつが生み時だかよく分からない
・“おひとりさま”が長くなってきたけど気楽でいい、でも一生独身はさみしい
などなど、悩みも状況もさまざま。そんななかで自分なりに納得できる“幸せ”をキープするのはなかなか難しいことではないでしょうか。
トータル的に幸せレベルが高い人たちに共通していること
なにをもって“幸せ”と感じるかは、確かに個人の価値観や判断によるところが多く、それは自分自身で見つけ出さなければなりません。でも心理学者ティム・シャープ氏によれば、幸せレベルが高い人たちに共通する精神的な強さがあるといいます。それは以下の4つ。
・忍耐力
・柔軟性
・楽観主義
・満足感
さらに、手に入らないものを追いかけるのでなく、すでにいま自分に与えられた境遇や状況にフォーカスすることも大きな特徴です。そういった強いメンタリティを鍛えることで、幸せ感度も高くなり、満足度の高い生活が送れるようになるのかもしれません。
“幸せ”について考えるとき、収入やステータスといった外面的なことでなく、もっと自分の精神面と向き合うことが大切ですね。
参考記事(海外サイト):success: how much is enough?