明日が人生最後の日だったら、あなたは何を後悔しますか? 前編
明日が人生最後の日だったら、あなたは何を後悔しますか? そんな人生最大の問いを、実際に死を目前にした人達にしたら……。今回は実際に緩和ケアセンターやナーシングホームで行われたインタビューで聞かれた8つの後悔のうち4つをご紹介します。
「夢を追わなかった」
死を目前に控えた人達が後悔することとして一番多く上げられるのが、やりたいことや成し遂げたいことを全力で追わなかったこと。行動を起こす勇気を出せず、周りの人達が彼らに望んだ人生に落ち着いてしまったことを彼らは後悔しています。彼らが人生を振り返るとき、届かなかったゴールや叶わなかった夢を思い出すように。そして、彼らはそれを成し遂げられずに終わるきっかけを作ってしまった自分自身の決断に、取り憑かれたようになってしまうのです。
もしもあなたがこれから先、長い人生を生きるのなら、夢を叶えるために時間を費やすことを忘れないで下さい。手遅れになるまで先延ばしにするのは止めにして、ゴールに向かって今すぐに進み始めましょう。
働くことに精一杯で、家族と過ごす時間を作らなかった」
仕事を愛することはとても大切ですが、自分自身の時間を捧げすぎることは愛する人達と過ごす大切な時間を奪う結果に。自分のキャリアやお金を稼ぐことにすべてのエネルギーを注いでしまったことで、子供の成長を見逃し、愛する妻との生活を犠牲にしてしまうのです。
自分にとって何が一番大切なのかをもう一度よく見直してください。人生をただ忙しくするだけの不必要なものやこだわりは捨ててしまいましょう。自由な時間を作ることで、あなたの人間関係をもっと向上させ、自分にとってもっと素晴らしいライフスタイルを選ぶことができます。
「友人をもっと大切にすべきだった」
若さと健康が遠のいてしまうと、人は何が本当に価値のあるものなのかを実感するようになります。死に行く人達にとって収入や成功は、結局何も意味をなさないことを悟るのです。残された短い時間の中で本当に必要なのは、心を許せる大切な人達。でも人がそれに気付く頃には、友人はほとんど残されていないことが多いのです。
忙しい毎日の中では、友人との関係を大切にすることをないがしろにしてしまいがち。自分から積極的に連絡を取らなければ、いつの間にか親しい友人とも連絡がとれなくなるなんてことは簡単に起こり得ます。友人とのつながりをより強いものにするための努力を怠らないようにしましょう。
「“愛している”と伝えればよかった」
人生の残りが少なくなればなるほど“愛”の重要性は増してくるようです。そんな時には、愛する人に“愛している”と十分伝えなかったことや、熱烈に恋に落ちた相手に気持ちを打ち明けなかったことが、彼らをとても苦しめるのです。
拒絶されるのを怖がっているようなときには、“愛している”と伝えるのは難しいこと。しかし、その気持ちを表現できないことは、あなたの心に後悔を残し、将来の関係にも影響を及ぼす結果に。残りの人生を「伝えていたらこうなっていたかもしれない……」と悩みながら生きるよりも、傷つくことを恐れずに伝えた方がずっと心は満たされます。
参考記事(海外サイト):(Infographic) The Top 10 Regrets In Life By Those About To Die