遠い?近い?会話の立ち位置でわかる相手との関係性
人にはパーソナルスペースという空間があり、時と場合によって自然に距離の長さを変えています。自分では気づいていなくても、それに気をつけたり、相手の距離の置き方を見れば、いろいろと相手の心が見えてきますよ。
相思相愛は近づきたくなる
誰かと親密になると、相手と肩を並べても自然な自分で居られたり、近づきたいと思ったりしますよね。自分の腕を伸ばした範囲以内の、パーソナルスペースに入ってきても大丈夫な相手は、親密になれる関係を築くことができる相手です。生理的にも精神的にも安心していられる相手を見つけるときに、このパーソナルスペースは五感で貴方にいろいろなことを教えてくれます。仲良くなりたい相手に少し近づいて、相手の反応をうかがってみましょう。相手があなたと仲良くなりたいのかどうかがわかりますよ。
何か頼みごとをしたいときは至近距離で!
至近距離のパーソナルスペースに誰かが入って来るときに、緊張状態になることがあります。頼みごとをするときや、文句を言ったりすると、相手はとても窮屈に感じます。何かをお願いするときに、わざとこのスペースに入って相手を緊張状態にさせ、頼みごとを断りづらい状況にすることができます。どうしても頼みたいことや、やってほしいこと、仕事のときや彼へのお願いがあるときは、メールや電話ではなく、直接会って相手のパーソナルスペースに入っていっちゃいましょう!
距離間で相手とそこそこな関係を保つ
人は自分の身長や相手の身長よりも、長い距離を保つことで、相手との距離を置いた関係を保とうとします。あまり個人的な会話をしたくない場合や、ちょっと挨拶して去りたい場合は、なるべく相手との距離を開けると、すんなりと、その場から立ち去れます。逆に相手に距離を置かれたときは、あなたも相手の気持ちを配慮するべきかもしれませんね。
ウソをつく距離
人は自然とウソをつくときに、相手と距離を置きます。ウソをつくときは、遠くからのほうが言いやすいと、心理的に思ってしまうようです。相手がウソをついているかどうか、自分から一歩近づいたときの相手の反応を見ると、どちらかがわかっちゃうかもしれません。逆に自分がウソを言うときに、相手に一歩二歩近づくと、相手は貴方のことを信じやすくなりますよ!