夜ぐっすり眠るために! 今すぐ食べたい16の食品 Part2
日本では実に5人に1人が悩んでいるといわれるほど、近年、不眠症で悩む人は増加傾向にあるそうです。眠れない夜が続くと、疲労や血圧の乱れ、集中力の低下など深刻な症状を引き起こします。そんな不眠症状で悩む人にオススメなのが、自律神経や体内リズムを整えてくれる食べ物。Part1では、眠りを誘う食品として、ウォールナッツ、アーモンド、チーズ&クラッカー、レタス、プレッツェルの5つの食品をご紹介しました。今回は引き続き、睡眠を導いてくれる6つの食品をご紹介します。
ツナ缶
ツナには睡眠の強い味方「メラトニン」と「セロトニン」の生成に不可欠なビタミンB6が豊富に含まれています。メラトニンの分泌が増加することで、気持ちが落ち着き、寝つきがよくなります。ほかにもビタミンB6はニンニクやピスタチオ、サーモンに多く含まれています。
ライス
グリセミック指数(炭水化物が消化されて糖に変化する早さを数値で表したもの)の高いライスには、血糖値とインスリンを上昇させる効果があり、その結果、眠りに必要なトリプトファンが脳内に取り込まれます。ライスの中でも、特にジャスミンライス(タイ米の香り米)が安眠には効果的といわれています。
さくらんぼ
さくらんぼの果実の中には睡眠を促し、体内時計のリズムを調節するメラトニンの成分が含まれています。最近では、タルトチェリーと呼ばれる品種のメラトニン含有量が注目されています。眠るまえにさくらんぼ濃縮ジュースを一杯飲むのが効果的です。
シリアル
シリアルは朝食に食べるというイメージがありますが、実は、シリアルは眠気を誘うという研究結果が報告されています。また、牛乳に含まれるカルシウムには脳を休息させる作用があり、トリプトファンを多く含むので安眠効果が得られます。
カモミールティー
欧米では昔から就寝前に好まれるカモミールティー。カモミールに含まれるグリシンと呼ばれる成分には神経をリラックスさせる作用があります。カモミールは安眠作用と静穏作用のほかにも、保温効果や疲労回復にも役立つので、ストレスや疲労、冷えが原因で眠れないときにオススメです。