イライラ、焦り、ガッカリ……「1日のエネルギー量」を考えよう

2014.02.28

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態度の悪い店員さんにイラッとしたり、ダメな自分に焦ったり落ち込んだり。大人になるほど、些細なことへのマイナス感情が増えるような気がしますよね。
とはいえ、“1日に使えるエネルギー総量”は決まっています。イライラや焦り、ガッカリというマイナス感情は、エネルギーの中でも莫大な量を消耗してしまいます。それってもったいない! と思いませんか?

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マイナス感情は多量のエネルギーを使う

「ドッと疲れた」という表現があります。たとえば人前での発表や特別な仕事など、神経や気を遣うものは、短時間でもドッと疲れますよね。
マイナスな感情を抱く時も、実は多量のエネルギーを使っています。たとえば「周囲が上手なのに自分だけ下手なのはまずい……」と焦るとき、たとえ5分のことでも長く感じ、その後はドッと疲れますよね。しばらくは平常心に戻れず、休憩が必要ですし、その日はもうそれ以上の労力を使えないでしょう。
このように焦りだけでなく、イライラ、落ち込みといったマイナス感情も、多量のエネルギーを使っています。また、「マイナスな感情は引きずりやすい」といういのも、エネルギーを消耗してしまう一因。冷静に考えれば、とてももったいないですよね。

マイナス感情を抱いたら「1日のエネルギー量」を考えてみる

マイナス感情に多量のエネルギーを使うなら、得意分野や好きなものなど「本来使うべきところ」に使った方が良いと思いませんか? そのためにも、マイナスの感情を感じたら、「1日のエネルギー量」を考えてみましょう。
例えば「急いては事を仕損じる」という言葉通り、焦ってもうまくはいきません。ただ気疲れするだけで、なんとかできても穴だらけでしょう。それよりは「遅れるフォローをまえもってし、遅くても自分の力を出す」方がパフォーマンスは上がります(時と場合によりますが)。
些細なことへのイライラも、大抵は自分ではどうしようもないことが多いもの。例えば上司の機嫌が悪いのは変えようがないし、雨が降ったのもあなたのせいではありませんよね。「ここエネルギーを使うのはもったいない」と、イライラを忘れてしまうのも手です。
「これだけのエネルギーを使うなら、あの仕事で使おう/アフター5の大事な予定に使おう」と思うと、余計なマイナス感情もうまく処理することができるでしょう。

2014.02.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/