正しい睡眠、とってますか? 睡眠の質が私たちの健康を左右する!
睡眠、それは生きていく中で取らなくてはいけない時間。睡眠時間が不足をすると疲れが溜まりやすくなるほか、頭痛や体のさまざまな不調まで招きます。もちろん、美肌にだって睡眠はかかせません。肌の再生は寝ている間に行われるため、睡眠不足や夜更かしは肌老化のもと。そんな睡眠は「質」も大切。眠りの浅い睡眠とぐっすり眠れる睡眠とでは、翌朝の体調の良さが変わってきます。睡眠時間もとても大切ですが、どうしても忙しくて平均睡眠時間が取れないという方は「質の良い睡眠」を心掛けることからはじめてみましょう。
質の良い睡眠にするために実行すべきこと
1…昼間は換気、夜は保湿!
家の中でも特に寝室は湿気を含みやすいため、日の当たる時間は少しでも窓を開けて換気をし、除湿しましょう。
反対に夜は適度な湿気が必要。それにはわけがあり、快適な睡眠が取れるほか、季節問わず睡眠中の乾燥は、肌がカサカサになって肌トラブルの原因になったり、風邪のウイルスが活動しやすい環境になったりします。快適な湿度は夏も冬も50%前後とします。
寝室の湿度を調整するには加湿器が重要アイテム。加湿器がない場合は、枕元にコップ1杯の水を置く、濡らしたタオルをかけることも加湿器と同様の効果があります。
2…寝室の明るさは豆電球があれば十分。
寝るときは電気を真っ暗にするのが良いですが、真っ暗は眠れないという方は、眠るための明るさの目安は豆電球ひとつ分くらい。それ以上明るいと脳が寝るのか寝ないのか判断が鈍り、交感神経と副交感神経の切り替わりがスムーズにいかず、睡眠時間を取れたとしても翌朝、疲れが残りやすくなったり寝た気がしなくなります。
3…寝る前に寝室の温度をチェック!
寝室の温度は睡眠の深さにも影響を及ぼし、暑すぎてもダメ、寒すぎてもダメ。夏の室温は26℃、冬は15~16℃が快適に眠ることができる温度です。しかし、エアコンや扇風機、ヒーターなど風が直接体に当たると体にもよくありませんし、その風が刺激となって目を覚ましたり眠りが浅くなるので注意。タイマーにする場合は最低でも2時間以内で切れるように設定しましょう。
エアコン等に頼らずに、夏は窓を開けたり冷やし枕にしたり、冬は湯たんぽを置いたり重ね着したりして自分の体温を調節するのも◎。
4…毎日の寝具を見直そう!
・パジャマは締め付け感はありませんか? 暑すぎたり寒すぎたりしませんか?
パジャマは綿や絹100%などの肌が触れていて刺激がなく、心地よいと思う素材をチョイスしましょう。デザインがかわいくてもチクチクしたり、刺激になっては睡眠を妨げてしまいます。そしてパジャマはゆったりめのものがマスト。締め付けのあるものは血行や新陳代謝の妨げになったり、シミやくすみ、しわ、翌朝のむくみなどの原因となるので注意!
・マットに違和感を持っていませんか?
質の良い睡眠は布団に入るとスーッと寝入ってそのまま深い眠りへグッスリ。そのために必要なのは寝室の環境や温度、寝具を快適なものにすること。これができないと寝つきが悪かったり眠りが浅かったりと質の良い睡眠になれません。これらのポイントを取り入れ、自分自身で環境を整えることで質の良い睡眠を得られることが可能。さっそく自身のいつのも環境と比べ、改善してみましょう。いつもとは違うイキイキとした健康的な身体を実感することができるでしょう。
・寝るときの自分の姿勢、把握していますか?
実は枕があっていないと頭痛や肩こりの原因になります。今の枕が自分にあっているか確かめるには、姿勢をチェック。人が立ったときの姿勢は背骨が自然なSカーブになっています。寝たときに、この姿勢がキープできるような枕をチョイスすることが大切です。
寝ている間に中身が偏って形が崩れてしまうタイプの枕は避けましょう。またいびきをかく方は枕が高すぎて気道がふさがっている可能性もあります。カーブは人にも差があり、深い方は高めの枕を、浅い方は低めの枕がおすすめです。
質の良い睡眠は布団に入るとスーッと寝入ってそのまま深い眠りへグッスリ。そのために必要なのは寝室の環境や温度、寝具を快適なものにすること。これができないと寝つきが悪かったり眠りが浅かったりと質の良い睡眠になれません。これらのポイントを取り入れ、自分自身で環境を整えることで質の良い睡眠を得られることが可能。さっそく自身のいつのも環境と比べ、改善してみましょう。いつもとは違うイキイキとした健康的な身体を実感することができるでしょう。