達成できるのはたった8%?! 「新年の目標」みんなの本音
新しい年を迎え、心機一転。「新年の目標」を立てる方も多いのではないでしょうか。アメリカで行われた調査では、新年の目標を毎年作る人は45%、たまに作る人が17%と、半数以上もの人が目標を立てると答えています。しかし1年を通して、その目標に向かって頑張るのは至難の業。
そこで今回は「新年の目標」の“本当のところ”を探るべく、アメリカ、スクラントン大学が行った統計結果をご紹介します。
どんな目標を立ててる?
一番多くの人が掲げたのは、やっぱり「体重を減らすこと」。老若男女問わず、自分の体型にコンプレックスを抱いている人は多いようです。続いて「計画的で、きちんとした人間になる」。なんだかとっても抽象的な目標ですが、仕事や家事を計画的にこなせない“ずぼらな自分を変えたい!”という人が多いということでしょうか。
3位が「無駄遣いせず、貯金する」、4位「人生を精一杯楽しむ」、5位「健康的な体型と生活を維持する」と続いています。
達成率はどのくらい?
なんだか聞くのが怖くなりそうな結果ですが……。“毎年目標を達成できる人”はたったの8%にとどまりました。“2年に一度くらいは達成できる”と答えたのは19%。“たまーに達成できる”は約半数の49%となっています。
筆者は新年の目標を翌日には忘れている人間なので、“たまーに達成できる人”が半数もいるのか! と思ってしまいました!
ちなみにどれくらいの期間、目標を達成するために努力できたか? という問いには“初めの一週間まで”が75%。“1ヶ月まで頑張れる”のは半数以上の64%。“6ヶ月も頑張れる努力家”が46%という結果に。意外とみなさん、目標達成に向けてしっかり頑張っているんですね。
どんな人達が達成できている?
では一体どんな人達が、目標を達成しているのでしょうか? 実は若い人の方が、目標を達成しやすいことがわかっています。20代の39%が毎年か一年ごとに目標を達成しているのに対して、50代以上は15%以下にとどまりました。「最近の若いもんは……」なんて言われがちですが、実は若者の方がしっかりと努力しているのかも?
達成しても幸せになれない?
“幸せ”と“目標を達成したこと”の間には関係がないこともわかっています。“毎年目標を達成している人達”は、“目標をたてない人達”や“達成できなかった人達”よりも“今の自分は幸せではない”と答えた人が多かったようです。目標達成のために厳しいノルマを自分に課しすぎて、幸せが奪われているかも?
「新年の目標」は“達成すること”よりも、“中身”をしっかりと考える必要がありそうです。2014年、あなたはどんな目標を立てますか?
参考記事(海外サイト):New Years Resolution Statistics