落ち込んでいる相手に「良かれ」と思って言ってしまうNG発言内容3つ
失恋に泣いている友人。仕事の失敗で落ち込んでいる彼。どんな言葉をかけるか、意外と難しいですよね。「良かれ」と思ってかけた言葉でも誤解されて怒られたり、知らぬ間に距離を置かれたり……。そんな事態は避けておきたいところ。今回は落ち込んだ相手にかけない方がいい言葉をご紹介します。
不幸中の幸いを探す
例:失恋した友人に「もっとステキな人が現れるよ!」
励まそうと思って、不幸の中にも前向きなアドバイスをする……よくやりがちですが、これはNGです。
悲しい気持ちでいっぱいの相手に、前向きな意見を言っても打ち消されることがほとんど。むしろ「私は○○君が良かった。他にいい人なんていない。分かってないな」と内心怒らせることが多いでしょう。
悲しみの渦中にいる時ほど、相手は「話を聞いてほしい、気持ちをわかってほしい」と思っています。話をじっくり聞いて、共感してあげましょう。
気を紛らわせようとする
落ち込んでいても仕方ないと、遊びに誘う人も。これは「時期の見極め」と、「内容」が大切です。
悲しみが起きた直後は、遊びにいっても気は紛れません。終始暗い思いでおり、追い打ちをかけるものに出会う可能性もあります(元彼と思い出の曲が流れた、など)。
この時期は会って話を聞き、感情に深く寄り添ってあげる時期。自宅やファミレスなどで話を聞いてあげるだけで十分です。少し落ち着いたと思ったら、遊びに誘ってあげましょう。
アドバイス
どんな内容であれ、アドバイスはお勧めしません。例え正論だとしてもです。
落ち込んでいる間は、アドバイスをそのまま聞き入れられる状態ではありません。余計落ち込む材料にしてしまうことも(「アドバイス通りにできなかった自分が悪い」など)。感情の切り替えができていない時期なので、アドバイスされるだけで疲れてしまう人もいます。
特に的外れのアドバイスには、要注意。相手を怒らせ、もう相談しないと思われかねません。それほどアドバイスは、慎重に行うべきなのです。
それよりは、気持ちを聞き出してあげましょう。「辛かったでしょう」「相手はどう思ったのだろうね」と、感情を掘り起こすこと。気持ちを聞いてもらって満足しますし、アドバイスよりは当人がどうすべきかに気付きます。