行動しないことが本当の問題ではない! 「行動の一歩前」が目標不達成になる理由4つ

2014.01.19

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毎年目標を立てるものの、結局いつもと同じ1年で終わるのは、なぜだと思いますか? それは三日坊主など「行動しないことが問題」というよりも、「行動の1歩手前が問題」なことが多いのです。心の問題であったり、計画の問題であったり……目標達成のために考え直したい「行動の1歩手前」を4つご紹介します。

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「自分には無理」と自ら暗示をかけている

目標を立てるとき、自ら「自分は目標を達成できる」と思っていますか? 自分には無理、自信ない、どうせできないだろう……と思っていませんか。
客観的に考えて、「できない、無理」と思いながらうまくいくことってあるでしょうか? それで成功するほど、世の中甘くはありませんよね。自分で自分に無理と判断を下すのは、自らできないことを選び、できないように暗示をかけているのと同じです。
まずはこの思いを捨てることです。何にせよ、確率は50:50。あとは実際にはじめるか、何をどうやるか、続けられるかです。

はじめるのが恐い

以前筆者は、1番好きなことだけができませんでした。2番目、3番目へのフットワークは軽いのですが、1番の願望は心の中にひそめ続けていました。
今思えば、恐かったんです。はじめてみて挫折するのが、自分の無力さを痛感するのが、大切な目標を手元から失ってしまうのが。うまくいっても、理想と現実の違いにガッカリするのが、当たり前の毎日の1つになってしまうのが。
今1番好きなことからはじめるようになったのは、人生は短いと身に染みたため。何にせよ、上記のような「恐さは付き物」と知ったからです。「恐くて当たり前、それでもやりたい」と思えるといいですね。

できない自分が好き

「できない自分が好き」という可能性もあります。「英会話をはじめたい」と“言っている自分が好き”なんですね。実際に目標達成への道のりには、地道な努力や苦労、スランプやトラブルも付き物。そこまで時間・労力・お金をかける気は、実はない。
これは本当にやりたいことではないでしょう。はじめから言わない方が、時間と気持ちのためでもあります。

行動の1歩前問題ではないか?

筆者の例ですが、典型的な夜型人間で、「朝活をしたいけれどできない」と苦戦していました。去年の夏から朝活に成功し継続中ですが、成功した大きな理由は「早く寝るようにした」こと。「朝起きれない」のではなく、「夜早く寝たくない」のができない理由でした。
ほかにも、例えば週に3日ジムに行くという目標を立てても続かない場合。「ジムが一駅隣で行くのがめんどくさい」「残業続きで時間がない」など、“行動の1歩前が問題”なことが多いのです。
目標を定めたら、その1歩前の行動の管理が、実は大切なのです。

1つでも心当たりがあったら、参考にしてみてくださいね。

2014.01.19

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/