行動しないことが本当の問題ではない! 「行動の一歩前」が目標不達成になる理由4つ
毎年目標を立てるものの、結局いつもと同じ1年で終わるのは、なぜだと思いますか? それは三日坊主など「行動しないことが問題」というよりも、「行動の1歩手前が問題」なことが多いのです。心の問題であったり、計画の問題であったり……目標達成のために考え直したい「行動の1歩手前」を4つご紹介します。
「自分には無理」と自ら暗示をかけている
目標を立てるとき、自ら「自分は目標を達成できる」と思っていますか? 自分には無理、自信ない、どうせできないだろう……と思っていませんか。
客観的に考えて、「できない、無理」と思いながらうまくいくことってあるでしょうか? それで成功するほど、世の中甘くはありませんよね。自分で自分に無理と判断を下すのは、自らできないことを選び、できないように暗示をかけているのと同じです。
まずはこの思いを捨てることです。何にせよ、確率は50:50。あとは実際にはじめるか、何をどうやるか、続けられるかです。
はじめるのが恐い
以前筆者は、1番好きなことだけができませんでした。2番目、3番目へのフットワークは軽いのですが、1番の願望は心の中にひそめ続けていました。
今思えば、恐かったんです。はじめてみて挫折するのが、自分の無力さを痛感するのが、大切な目標を手元から失ってしまうのが。うまくいっても、理想と現実の違いにガッカリするのが、当たり前の毎日の1つになってしまうのが。
今1番好きなことからはじめるようになったのは、人生は短いと身に染みたため。何にせよ、上記のような「恐さは付き物」と知ったからです。「恐くて当たり前、それでもやりたい」と思えるといいですね。
できない自分が好き
「できない自分が好き」という可能性もあります。「英会話をはじめたい」と“言っている自分が好き”なんですね。実際に目標達成への道のりには、地道な努力や苦労、スランプやトラブルも付き物。そこまで時間・労力・お金をかける気は、実はない。
これは本当にやりたいことではないでしょう。はじめから言わない方が、時間と気持ちのためでもあります。
行動の1歩前問題ではないか?
筆者の例ですが、典型的な夜型人間で、「朝活をしたいけれどできない」と苦戦していました。去年の夏から朝活に成功し継続中ですが、成功した大きな理由は「早く寝るようにした」こと。「朝起きれない」のではなく、「夜早く寝たくない」のができない理由でした。
ほかにも、例えば週に3日ジムに行くという目標を立てても続かない場合。「ジムが一駅隣で行くのがめんどくさい」「残業続きで時間がない」など、“行動の1歩前が問題”なことが多いのです。
目標を定めたら、その1歩前の行動の管理が、実は大切なのです。
1つでも心当たりがあったら、参考にしてみてくださいね。