心をクリアに! 無理をしてまで人を信用する必要はない
世の中に出回っている文章を読むと、人を信用できない人は、失格のように書かれているものが多くて、驚きます。本当に人を信用できない人は、人間失格なのでしょうか? 筆者は、絶対にそうではないと思います。その理由はなぜなのか? それについて書いてみました。
そもそも人を簡単に信用するのは危険
世の中、表の顔がどんなに良くても裏でものすごいことをしている、天使の仮面をかぶった悪魔のような人は存在します。そんな相手に出逢う確率は0パーセントとは言い切れません。だからこそ、人を最初から簡単に信用するのは危険。少し警戒心を抱きながら付き合っていった方が、どう考えても安全だと思います。初対面の相手に警戒心を持ちすぎるのは考えものですが、相手を冷静に見つめることは大切でしょう。それは自己防衛のひとつになりますし、本当に信頼できる人を見抜く目を養うこともできます。
まずは自分を信用することが大事
人をつい疑ってしまい、悩んでいる人は多いのではないでしょうか? しかし、そんな自分を責める必要はありません。
まずは自分を信じることができなければ、他人など信じることはできないでしょう。そのため、自分を信じられるようになるまでは、無理をしてまで他人を信じようとしなくても大丈夫です。また、自分を信じられるようになる方法としては、目の前のことに全力投球すること。それに尽きます。もしかしたら失敗することもあるかもしれませが、ずっと続く失敗はないのです。目の前のことをひとつひとつクリアにしていけば、その小さな積み重ねが自分を信じることにつながっていきますよ。
意外と最初の勘は当たる
意外と侮れないのが第一印象です。初対面の相手に出逢った瞬間、胸の奥から感情が突き上げてくることがあります。そのとき「この人は何だか信用できそう」、「なんとなく嫌な感じ」とはっきりとわかることがあるでしょう。その勘は、あなたの過去の経験からくるものなので信じてもいいと思います。ちょっと嫌な感じがする人とは、少し距離を置いた付き合いをすればいいだけなのですから……。付き合いを続けていけば、いずれ相手の本当の姿が見えてきて、信用に値する人物かどうかわかってくるはずです。
さいごに
表面的に人を信用したフリをしても、本物の信頼関係は築けません。それなら、無理をせずマイペースに自分を信用していき、その流れで信用できる人を見つけていくことが大切なのではないでしょうか。