去年と同じ1年にしたくないなら…新年から意識したい「疑問力」のメリット3つ
最近、自分の頭で物事を考えていますか? 年齢を重ねるほど、なんでも自分の経験則や考えに当てはめてしまうもの。世の中や社会のことは大体分かってしまい、新たな情報を取り入れたり、多方面から物事を見るのを止めてしまいます。
これはいわば思考停止状態で、早くも「頑固な老人」の仲間入り。「今時の若い者は~」なんて口癖が出るのもすぐです。考えずにただ情報を入れているだけでは、脳の老化も避けられません。
脳を働かせるためにお勧めなのが、「疑問力」を鍛えること。なんでも鵜呑みにせず疑うことで、不可能を可能にしたり、無限のアイディアを出したり、今の自分より一歩抜き出ることができるのです。
「疑問力」のメリット3つ
まずは物事を疑うことで起こるメリットをみてみましょう。
1、不可能を可能にする
例えば飛行機も、「空を飛べるはずがない」と思うだけなら、飛ぶことはなかったでしょう。「飛べるのでは?」と疑うことが始まりで、現代の飛行機まで成長したのです。
不可能を可能にするためには、「疑うことが始まり」。常識を疑うことが、新たな可能性を生むのです。
2、無限のアイディアが浮かぶ
疑うことは、新たなアイディアに繋がります。細部に渡り、視点を変え、時間や場所を変え、対象者を変え……と疑えば疑うほど、新しいアイディアが出てきます。その数は無限と言えるでしょう。
3、一歩抜き出ることができる
普通の仕事は、「顧客やクライアントの期待通りのサービスを行う」ことですよね。一歩進んだサービスとは、「顧客やクライアントの期待以上のサービスを行う」ことを言います。
何事も一歩抜き出るには、現状に落ち着かないこと。「もっと相手のためになるサービスはないか?」と疑問を持つことで、今以上のパフォーマンスを出せるようになります。
何事も「疑問力」がはじまり
メリットにみたように、実は何事も疑うことがはじまり。去年と同じような1年にしたくないなら、まずは疑うことです。
仕事でも、育児でも、恋愛でもいいでしょう。まずは自分の手元にある、当たり前にやっていたことから疑ってみましょう。視点をかえ、時間をかえ、方法を変えてみる。小さなことを細かく考えたり、大きくみてみる。
1つ疑うだけでも、大きな変化に繋がることもあります。新年から意識してみてくださいね。